ドムストの雑記帳

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東堂葵絶好調【アニメ呪術廻戦 第20話 規格外】

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さて、今回はまさに東堂廻、東堂葵絶好調という感じでした。

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なお私は『呪術廻戦』はAmazon Primseで見逃し配信視聴勢です。

 呪術廻戦には大分ハマっていますが、東堂君の様に生と録画の2回見る気力はありません。学生さんと小さな絶望を積み重ねた大人はやっぱり違うんですよ。

 

 

 

 

あらすじ

 

「舐められていると感じた」という理由で高校生を殴り倒した小学3年生の東堂。女性の呪術師に「女の好み」を問われる。

 

そして、花御との戦闘では「ブギウギ」の入れ替え能力と(自称)IQ53万の脳内CPUを駆使し、「Victory」を確信する。その確信の最大ともいえる要因は、ブラザーこと虎杖の存在だった。

 

『ブギウギ』は手を叩いて呪力のある物と入れ替わるという術式。その術式を解禁・公開し、攻撃に晒される自身と花御を入れ替え、大ダメージを負わせることに成功させる。

 

その後も、連続して虎杖と入れ替わることで、攻撃の質が全く異なる虎杖と東堂で連撃を加え、花御を翻弄していく。

 

一方の虎杖は、黒閃連続記録保持者・七海健人先生の黒閃講座を交えつつ、黒閃による超強力な攻撃でプレッシャーをかけていく。

 

さらに、花御の種子弾丸を生身で受けきることで、その特殊効果・呪力を吸って成長する攻撃を事実上無効化。更なる連撃に続けていく。

 

そして、畳みかけていく攻撃の中で、戦場を元いた川に戻す東堂。伏黒が撤退の際に、例の5億はくだらない呪具を『ブギウギ』で回収し、一撃を喰らわせる。

 

それでも祓いきれない花御の規格外に驚くも、花御は更なる秘技を解放する。

周囲の呪力を持たない植物の生命力を吸い取り呪力に変換する、自らの左肩にある花を開眼させる。「使いたくはなかった」と言いつつも、領域展開を試みる花御。

 

その瞬間、帳が上がり、作戦終了が伝わる。

 

おじいちゃんVSハンガーラックおじさん、庵+釘崎、真依VS非力でモテない男の子戦もほとんど描写がされないうちに、帳が上がってしまう。

 

悠長に空の上から見ていた五条はまず、ハンガーラックおじさんの手足をねじりあげる。さらに花御に『紫』なる全消滅術式で、あたり一帯を消滅させながら、撤退を試みる花御を消し飛ばしにかかる。

 

そして、花御達に時間を稼がせていた本命の真人は、宿儺の指を手にしていた。

 

 

バカっぽいけどやっぱりクレバーボーイ東堂葵

 

最初に敵の攻撃を整理し、状況を冷静に見つめようとしたと思いきや、IQ53万と言いだしたり、虎杖<ブラザー>の存在を勝ち確信の理由に挙げたり、脳内アイドル高田ちゃんによる助言をもとに、種子弾丸を無効化したり、伏黒が仕込んだ呪具を回収する為に、あえて戦場を最初の場所に戻すなど、東堂大活躍、東堂廻といっても過言ではありませんでした。

 

随所がバカっぽいわりに、結果を生み出す思考ができていることが分かります。5億はする呪具も、最初から使うのではなく、あえて川底に沈めたままにしておいて、変化し続ける戦場の中で、『ブギウギ』の射程圏内に持ち込んで、とどめの一撃としてくれてやりました。

まぁ、そもそも、呪具を沈めておいた設定が、後出し感はありますが、虎杖交戦中に徒歩で拾いに行くこともできたところを、あえてしまっておいたのもそれなりに知性を感じます。

 

散々考えた割に虎杖を勝てる要因としてあげたり、脳内アイドル高田ちゃんのアドバイスの感謝の為に握手会のことを考えたりしていた時は、やっぱこいつバカなんじゃないか、とは思いましたが、好きと思ったやつには尽くす奴なんだなぁ、と思いました。その分、気に入られないと、それだけで殴り倒されたりと、ひどい目にあわされること請け合いですが。

 

その「つまらん奴」として、ひどい目にあわされた伏黒ですが、一応、彼のアドバイスを聞き入れ、呪具を回収している以上、「つまらん奴」であっても全く話を聞かないわけではないという性格ではないことも分かります。

 

それでも、女の好みだけでつまる・つまらんを判断され、つまらん奴と思われた瞬間にあの筋肉だるまが突進してきて、普通な性格、クレバーな性格だと思う人は相当奇特だと思いますが。

 

東堂で言えば、術式「ブギウギ」も解禁しました。もっと便利といえば便利で、NARUTOでは終盤のサスケが似たような能力を駆使しています。呪力を帯びたものなら何でもいいので、その辺の石ころに呪力を付与しておき、それを使って単純な移動とすることもかのうでしょう。

今回の様に、被弾直前に敵と自分・味方を入れ替える、味方同士入れ替えて、攻撃を読まれづらくするなど、汎用性は高そうです。

 

ただ、この手の移動能力は結構頭を使う気がします。何しろ、呪力を帯びたオブジェクトというものを正確に認知し、その位置を把握したうえで、入れ替えを実行していると思うからです。ただ、これも使っているうちに無意識で使っている可能性は高いです。

なので、IQ53万(戦闘力で言えばフリーザ様と同じ)は冗談としても、本人の脳はこの『ブギウギ』の処理で結構負荷がかかっているのではないでしょうか。

 

もし、そうでなければ、手を叩く音に反応して、全員がランダムに位置を変更させられる、博打能力になってしまう気がします。

 

弱点が無いわけでもないようで、花御が最後に領域展開をしようとしたのはこの『ブギウギ』対策もあるでしょう。おそらく、領域内に引きずり込んでしまえば、完全に外界と遮断され、領域外との行き来は不可能になる。花御の領域がどういう物かは分かりませんが(間違いなくお花畑でしょうけれど)、領域内を移動していても、埒が明かないでしょう。

 

ただ、一級呪霊数体を術式なしで祓いきったという実績の割に、東堂の攻撃力はそんなそんなに凄いという感じはしませんでした。

これについては、相手が悪すぎたとしか言いようがないのでしょう。伏黒の持っていた黒い刀では傷一つ付けられませんでしたし、加茂の血液ビームも頭部の一番弱い所を切断したのみでした。

なので、相手が文字通り規格外過ぎたのでしょうけれど、ここまでボカスカやられて、倒れないとなると、東堂や黒閃の攻撃力に疑問符がついてしまいます。

 

なにしろ、同じ呪霊仲間の漏瑚は五条に頭をちぎられてますからね。ただ、あの時は、今回使ったねじり切る術式を使っているかもしれないので、そうなると、比較できませんが、もしそうじゃなかったら、漏瑚のフィジカルが凄く弱いか、五条が怪力か、花御が堅すぎるのか、そこは分かりません。

 

今後に謎を残しつつ

 

今回は「裏切者がいる」という過去の五条の言葉が回想されたり、真人が宿儺の指を持ったりと、含みを持たせる終わりになりました。

 

結局裏切者が誰なのかは分からずじまいで、事件は一旦の終息を迎えることになります。

 

前々廻のレビューの時に、現場に向かわなかった夜蛾学長を「逃げた!」と言いました。

 

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 しかし、実際には現場よりも、校舎、あるいは別の建物の方に真人が出張っているということで、むしろテンゲン様とやらのいる方が危険だった可能性はあります。それでも、夜蛾学長が何をしているのかは相変わらず謎です。

 

しかも、今回真人が持っていた指は1本。高専が保有しているのは6本とはいかずともその程度だったはずです。あれだけ大騒ぎして、全部回収できないのだとしたら、結構悲しい成果でしょう。おそらく全部回収していて、ビジュアル的には、

 

ただ、素朴な疑問ですが、もし真人が宿儺の指を食べたらどうなるんでしょうか。やっぱり魂ごと破壊されて、肉体が蘇生できないぐらいに大ダメージを負うことになるのでしょうか。

呪霊をもってしても、宿儺に耐えられる器たりえないからこそ、虎杖の特別性が上がってくるのでしょう。そこの描写はもっと増やしてくれていいと思います。

 

終わりに

 

さて、今回はほとんどが東堂がらみの話で終わってしまいました。(東堂廻だし仕方ないよね

あそこまでボコスカ殴って倒れなかった花御もすごいですが、ここで倒しきれていればすっきりしただろうなぁ、とは思います。その決着はまだまだお預けと言ったところですね。

 

次週は野球廻。野球廻といえば、ドロヘドロにもありましたし、ギャグ廻になる可能性が高そうです。

ちなみにチェンソーマンには野球回は無いんですかね

 

呪振・呪球でも投げ合うことになるのでしょうか。