ドムストの雑記帳

全然器用に生きられない私の真面目な事、勉強の事、お楽しみの事を書くために開設したブログです。

MENU

マイキー君どうしちゃったの【東京リベンジャーズ エピソード6 Regret】感想

スポンサーリンク

東京リベンジャーズ エピソード6 Regretの感想です。

f:id:domustoX:20210425164943j:plain

Regret:後悔

ドラケンを着けて病院でドラケンの意外な一面を見た武道。話はそこから始まります。

 

 

あらすじ

 

病院から出てきたマイキーとドラケンは次の打ち合わせの日時を確認すると、別れるのだった。

その様子をずっと見ていた武道。

 

一人歩き始めたドラケンは自らの過去を回顧し始める。

生まれはソープ、親の子ともろくに知らず、風俗店で育てられ続ける。小学生でありながら体格に恵まれ、小学5年生の時には中学生に喧嘩を吹っかけていた。

 

勢いに乗ったドラケンはその頃に早くもこめかみにタトゥーを入れたりもしていた。

 

しかし、それでもとあるグループにぼこぼこにされ、パシリとして使われていた。そんなある日、マイキーと言う生意気な小学生を連れて来いと命令を受けたドラケンは、そこでマイキーと出会う。

 

マイペースで好き勝手なことを言うマイキーだったが、ドラケンの頼み通り、ドラケンの先輩たちのところへついていく。しかし、ドラケンの先輩たちを見た瞬間、マイキーは首領を一撃でのしてしまうのだった。

この件以来、ドラケンとマイキーは友人となり、マイキーはドラケンと同じタトゥーを首筋に入れるのだった。

 

 

一方、現在の時間に戻った武道は直人と作戦を練り直す。

そもそもドラケンとマイキーは仲が良く、ドラケンが内部抗争で殺されたというのはあり得ないと武道は主張する。

 

その後、事情を知っていると思われる『メビウス』総長の男に事情を聴くことに。『メビウス』総長・長内は工事現場でうだつの上がらないダメな生活を送っていた。

そんな長内を呼び出して話を聞くと、ドラケンが刺されたのは内部抗争であると主張しつつも、そもそも、『メビウス』と卍會の抗争は仕組まれた物であったと頭を抱えるのだった。しかし、長内は暴走する卍會にこれ以上関わりたくないと言って、その場を後にしてしまうのだった。

 

その後、改めて12年前に戻ると、武道はアッくんとの二人乗りの自転車の上で気が付く。与太話をしながら自転車二人乗りで武道はアッくんの最期を思い出す。

そして、突然、アッくんに将来の夢を尋ねる。アッくんが「美容師かな」といまだ定まらぬ夢を語ると、武道は絶対にその夢を叶えろと念を押す。

 

そして、武道はタイムリープを経る前にドラケンとマイキーが言っていた会合の場所へと向かうためにアッくんと別れる。

皆の命を救うために、武道は走った。

 

そして、武道は会合の廃工場に入るなり、メビウスとの抗争を止めるように懇願する。しかし、友人を傷つけられたパーちんや覚悟を決めたマイキーは武道の意見に耳を貸さない。

パーちんの怒りの拳を受けても懇願を続ける武道の姿を見て、ドラケンだけはメビウスについて調べてみようと提案する。しかし、マイキーはその提案すら一蹴し、マイキーとドラケンの間に緊迫した空気が漂う。

 

その時、メビウスがなだれ込んでくる。

 

中学生数人しかいない東京卍會に対して、高校生多数を引き連れて押しかけて来たメビウス。

 

 

マイキーの株が相対的に下がっていく

前回はドラケンが人間的な器の大きさを見せつけ、株をあげました。

 

 

その時から薄々感じてはいたのですが、今回で明確になったことがあります。

 

それは、ドラケンの株が上がれば上がるほどマイキーの株が相対的に下がっていってしまうということです。

 

とりわけ、武道の懇願に対して調査だけでもと提案するドラケンと、抗争路線を絶対に曲げないマイキーでその差が広がってしまったような気がします。

 

もともとドラケンとマイキーはセットで登場し、二人まとめて「喧嘩が強くて話の分かる人物」という感じのする、二人で一人かのような感覚でした。

 

私が二人で一人のように感じているせいかもしれませんが、ドラケンの株が上がるとき、同じだけマイキーの株が下がっていってしまうような気がしています。

つまり、ドラケンとマイキーの二人の株の合計が物語として変わっていない分、その取り分が二人のどちらに傾くかが、ドラケンの方に傾いてしまっているような気がするということです。

 

 

勿論、メビウスとの抗争の件は事情も話さず急にしゃしゃり出てきて自分の意見を通してほしいという武道の方が筋が通っていないともいえるでしょう。なので、彼の言い分を聞かないマイキーやパーちんの態度の方が順当な態度ではあります。

 

それでも、急に抗争を止めるというのではなく、とりあえず調査だけでもしようかと言うドラケンに対して、そんなことすら許さないマイキーのかたくなな態度は筋が通っていないような気がしてしまいました。

 

ドラケンの心の優しさを認めるようなことを言い、ドラケンと同じタトゥーまでいれておきながら、どうしてこうも意見が違ってしまうのか。東京卍會の総長としてのマイキーの心情も掘り下げてもらえないと、なんとなく納得が行きません。このままだと、私の中でのマイキーの評価が「良い奴だけど喧嘩バカ」みたいな感じで大物感が薄れた印象になってしまうので、そうなってしまうことだけは避けてほしいかな、と思いました。

 

Regretは誰の後悔か

 

今回のタイトルはRegretでした。今回、効果に関する心当たりはありませんでした。

言ってみればこの物語その物が後悔によって彩られていると言っても過言ではありませんですが

 

アニメその物のタイトルが『東京リベンジャーズ』であるため、各話のタイトルは「Re」が含まれるのが法則になっています。ただ、Reが含まれる単語自体はとてつもなく多いので、ネタ切れになってRegretが入ってきたとは思い難いです。

 

今回の武道は今まで以上に積極的に行動し、後悔する暇もなかったという感じでした。

 

唯一後悔していたと言えば『メビウス』総長・長内くらいですが、わざわざ彼のため、彼にフォーカスをあててタイトルを付けるとも思えませんので、なんだかよくわからないタイトルだったというのが正直な感想です。

 

 

終わりに

 

今回はマイキーとドラケンの亀裂がほのめかされ、やや緊張感を煽るシーンはあったものの、今までに比べるとどうしても見劣りしてしまう、少し休憩めいた回だったように感じました。

 

しかし、メビウス直々に乗り込んできたことから、次回は急展開が見込まれます。来週も楽しみに待っています。