ドムストの雑記帳

全然器用に生きられない私の真面目な事、勉強の事、お楽しみの事を書くために開設したブログです。

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【東京リベンジャーズ 第17話 No way】感想

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あらすじ

 

場地から聞かされたのは、場地と一虎が引き起こしたとある事件。バイクの窃盗を試み、その時のはずみでマイキーの兄を殺してしまったのだった。その時、一虎はマイキーを殺さなくてはと言う妄念に取りつかれてしまう。

その後、場地は一虎に庇われて少年院に入ることはなかったが、一虎の出所を待ち、ヴァルハラへと加入したのだった。

この話を聞いた半間は満足そうに場地の『ヴァルハラ』加入を認め、特攻服を渡す。

そして、一週間後の10月31日を卍會との決戦の日と宣言するのだった。

 

武道は結局解放されたものの、場地を連れ戻さないと殺すとマイキーに脅されていたため、次にどういう手を打たなければならないのかという難題に苦悶していた。

 

翌日、気が重い武道は登校中にヤンキーに声をかけられる。しかし、そのあまりの怪我の様に関わり合いにならないことを決め、素通りしようとする。

しかし、そのヤンキーは昨日に場地に殴られていた壱番隊の副隊長・千冬だった。

 

千冬は場地にあれだけ殴りつけられてもなお、場地のことを信じていると言い、場地に何らかの意図があるのだろうと言う。さらに、参番隊の隊長任命式の時、もしも場地が武道のことを殴りつけなければ、もっとひどい目に合っていたのだろうと語った。

 

そして、武道は千冬を引き連れ、マイキーの兄の墓前でマイキーとドラケンに会いに行く。しかし、マイキーは場地を連れ返ることができていない武道に怒りの表情を向ける。

さらに、一虎と場地が見惚れて盗もうと画策したバイクはマイキーの兄がマイキーの為にカスタムしたバイクであり、誕生日プレゼントとして贈られるはずのものであり、今のマイキーの愛車となっているものだった。

そして、マイキーは何のために来たと武道を詰問する。

 

その時、武道は千冬との会話を思い出す。千冬は場地があくまで『ヴァルハラ』を、稀咲を倒すために『ヴァルハラ』に潜り込んだと確信していた。そして、場地は内部から、千冬は外部から『ヴァルハラ』を倒すために行動を続けると語る。決して場地とは言葉を交わしたわけではなくとも、千冬はそれが場地の役に立つことであると確信し、場地の役に立ちたいと思っているのだった。

その話を聞いたとき、武道は日向を救うため、自分が何をしたいと思ったのかを思い出す。

 

だから、マイキーに詰問された武道は堂々と卍會の頂点に立つと宣言する。驚いたような表情を見せるマイキーだったが、武道が去ったのち、ドラケンと共に武道のバカっぷりに微笑みさえ浮かべるのだった。

 

武道と千冬は帰路につく。その道中、千冬はあまりに唐突な武道の宣言を気に入って、互いに力を貸す関係を結ばないかと持ち掛ける。そして、それを受け入れた武道と、千冬は握手を交わし「相棒」と呼び合うのだった。

 

そして、手始めに千冬に連れられて武道が訪れたのは『メビウス』の総長だった男・長内だった。

長内は稀咲について語る。稀咲は地味な男だったが、喧嘩に明け暮れ孤立していた長内に数々のアドバイスを行い、長内をチームの総長にのし上げていた。さらに、長内を通じてパーちんを追いつめ、東京卍會とメビウスの抗争が避けられぬものへと仕立てた。

さらに稀咲はその抗争の中でドラケンを抹殺すると、空席となったNo.2の座にのし上がることを画策しており、パーちんの無罪を餌にして、マイキーにまで接触をはかっていたのだった。

長内は結局、稀咲の捨て駒にされたと自覚していた。そして、次なる駒として半間と『ヴァルハラ』を作り出したのだと語った。

 

総長不在の謎の組織『ヴァルハラ』の総長は稀咲かも知れない。その事実を確かめる為、武道は現在へと戻り、死刑を待つ身のドラケンと面会する。

 

ドラケンは逃げろと言ったはずだと言いつつ、武道の話に乗ってくれた。武道の問いに対してドラケンは「『ヴァルハラ』の総長はマイキーだ」と語る。そして、東京卍會が抗争を経て、『ヴァルハラ』に事実上乗っ取られてしまったこと、抗争において卍會は事実上敗北したことを告げた。

そして、ドラケンはマイキーこそが敗因になったとして、その時の出来事、一虎を殺害してしまったことを明かす。

 

フランクにタイムリープする武道

今回の見どころはなんといってもあっさりとタイムリープするようになった武道でしょう。(本当は千冬の登場回だということは分かっています

 

今まではタイムリープと言えば、何らかの節目を迎えて使っていたのに対して、今回、一時的な情報収集に使用しました。

直人に触れればタイムリープでき、回数制限も特にはない能力でしたが、直人に触れるのが結構不自然ではあるので、頻繁に使ってはきませんでした。

 

それが、前回「長いミッションになるぜ」と大見え切って過去に戻ったものの、情報収集に戻ってきて、直人はちょっと驚いたんじゃないのかと思います。

 

今後は、結構頻繁に戻ってきては現在から知識を密輸入していくことになるのかもしれません。

 

ただ、タイムリープによってドラケンや武道について境遇の変化は特にないというのは驚きました。タイムリープを実施すれば、何らかの形で過去に影響を与えるものだと思っていましたが、ある程度の変化を起こしきらないと、現在にその影響が波及するようにはならないようです。

 

前回ドラケンに会ったのは『メビウス』との抗争の直後でしたから、武道もそこまで大きな変化を起こすことはできていません。

とはいえ、千冬と手を組み、調査を開始したことで、ちょっとくらいの変化は起きてもいいような気はしています。現在のちょっとしたことで、未来なんていともたやすく良いようにも悪いようにも変わってしまうと思うので、まったく変化がないというのもかえって不自然に感じました。

 

しかし、一体、そこまでしておいて現在に何の変化も起こせないとは、武道は12年間一体何をして過ごしているのでしょうか。現在の人格が抜けた12年前の本当の武道はどんな人間なのか、ちょっと気になるほどです。

 

終わりに

 

「相棒」千冬を手に入れた武道。今までの悪友4人も役に立たなかったわけではありませんが、ここから先、「相棒」がどれだけ活躍してくれるのかが見ものです。