ドムストの雑記帳

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あっさり終結【アニメ Dr. STONE シーズン2第9話 壊すもの救うもの】雑感

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今回は、アニメ Dr. STONE(ドクターストーン) シーズン2第9話 「壊すもの救うもの」のレビューを行っていきたいと思います。

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鳴り物入りで始まったSTONE WARSも、あっけなく停戦となってしまいました。そもそも、奇跡の洞窟争奪戦をSTONE WARSの目標と定めた段階から、短期決戦であることは分かっていたのですが、あまりにもあっけない終結にやや唖然としています。

 

今回は作画もおぼつかず、先行きに不安を感じるようになりました。

さらに、前回述べた、Dr. STONEの魅力が、今回では消え去ってしまい、非常に残念になってしまいました。

 

なお私は『Dr.STONE』もAmazon Primeで見逃し配信視聴勢です。

 今期は他にも『呪術廻戦』『進撃の巨人』と見ごたえの多い作品が多いので、Amazon Primeでなかなか楽しいアニメライフをエンジョイしております。

 

 

あらすじ

最強戦力の司、氷月が戦場に現れ、科学王国は一転、圧倒され始める。

 

その間、千空はゲンの助力を得て何とか事態打開に向けて動くが、失敗してしまう。

そこに、クロムが自身の直感を頼りに硫酸の残りを発見してくる。硫酸と硝酸を混ぜ合わせ、ニトログリセリンを合成する千空。

しかし、わずかでも振動を加えれば爆発するこの危険物質・ニトログリセリンをどうやって敵に送り込むかで策が止まってしまう。

 

しかし、科学王国の戦力は確実に削られつつあり、司も『奇跡の洞窟』に向けて進み始めていた。

 

ニトログリセリンを送り込む奇策、ニトログリセリンをしみこませた紙飛行機作戦が成功し、司帝国の軍勢の戦意を削ぐことに成功する。

 

そして、千空が停戦の条件として持ち出したのが、妹の復活であった。司が石化する前から案じ、汚い大人、既得権益層と交わり続けてきた唯一の理由、植物状態で治る見込みのない妹を、復活液でなら蘇生させられるかもしれない。千空はそう提案するのであった。

 

結果、停戦は成立し、司と千空は、石化した司の妹を掘り起こしに向かい、無事、司の妹を掘り起こすことに成功するのだった。

 

長めの回想を挿入されてしまった

 

前回の感想の際、「回想を多用せず、演出で見せるのがDr. STONEの魅力(意訳)」と言ったのですが、今回は、バッチリと司の過去について、回想が入ってしまいました。

 

あくまで科学アニメであり、千空と言うクールな主人公を置くからには、感傷に浸らせる描写は抑えておいてほしい物です。そのうえで、共感させたり、心を動かせるようにエピソードを配置していってほしいと感じていました。

 

前回は、

  • 『奇跡の洞窟』について、一々細かい説明を入れなかった点
  • 司と千空の対比をすっきりと描き切った点

から非常に良い一話だったと感じました。

 

ところが、今回、とうとう司の回想が長々とはいってしまいました。そのことで、感傷に浸る時間が長くなってしまい、かえって冷めてしまった気分でした。

普通のアニメであれば、あえて「長々と」と言うほどの長さではなかったのかもしれません。しかし、先週との対比で回想シーンが冗長に感じてしまいました。

 

妹の存在はほのめかされていたものの、彼女の状態については今まで言及が無く、また、司が戦う理由も明かされては来ませんでした。

ただ、そこは回想を長く入れるのではなく、大樹や杠を通じて小出しにするなど、もっと工夫できたのではないかな、と思いました。

 

大樹や杠が、司の虐殺や千空の抹殺を目の当たりにしても、その事情を問いださなかったのも不自然に感じました。その段階で、司からしてみれば、千空が生きていることは確信できたのではないかと感じました。(だからこそゲンを送り込んで、確かめさせたのでしょうけれど

 

科学はどこに行った

 

今回はとりわけ科学のリアリティが薄い回となってしまったのも、今話の(私の中での)評価を下げた一因になってしまいました。

 

アニメ・漫画である以上、それなりにご都合があることは仕方ないとは思っています。

 

ただ、今回は

  • 石器と木の棒で火花が散る
  • 何の目安もなくダイナマイトで発掘を行う
  • 貧しそうな司の家庭環境でどうやってあの肉体を手に入れのか

と言った点が悪く印象に残ってしまいました。

 

作画の余力が無いのと相まって、話の進むペースがゆっくりだったのも、こういった点を誤魔化しきれない要因にもなってしまっていました。

 

創作である以上、ある程度のご都合は仕方がないのですが、それでも、一見であっさり印象に残ってしまうような不審な点が出てきたことは残念でした。

 

また、妹の治療に関しても、別に、千空を抹殺した後に、復活液を妹にかけてやればそれでよかったのではないか?とも感じました。

 

心根が優しい司が、妹のことを抉られて、情が動いて千空に手を下す気が無くなったとしても、それならそれで、そう言った描写が欲しかったです。(回想が長かったこととは正反対の意見にはなりますが

 

司は崇高な理想を持ちつつ、その高潔さゆえに手を汚す人間だと思っています。その彼の、人を殺すことに対する思いや苦悩については、今までのエピソードの中で描いても良かったのかもしれないと感じました。

 

原作にそう言ったシーンが無いのであれば、原作を補完する形でアニメで追加シーンとして、苦悩する司を入れてくれれば、と思わずにはいられませんでした。

 

終わりに

 

今回は少し短いですが、これにてレビューを終わらせます。

 

前回が特に良いと感じたため、今回はとりわけ感想を書くのが苦痛な回でした。

それは、エピソード性と作画、科学の整合性と言った点から3重苦になってしまったからです。

 

かなり辛口な評になってしまいましたが、次回も楽しみにしてはいます。なんだかんだで面白いDr. STONEの魅力が、次の回で現れるといいな、と希望は棄てずに視聴を続けたいと思います。