ドムストの雑記帳

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あっという間の7日間(3話)【アニメ すばらしきこのせかい The Animation 第3話 消滅】感想

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アニメ すばらしきこのせかい The Animation 第3話 消滅の感想です。

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7日間を生き残る『死神ゲーム』もついに6日目に突入。戦いはあっという間に終盤戦へ。

そこで消滅する2つの物とは。

 

 

 

 

あらすじ

 

死神ゲーム6日目。

シキとネクは死神ゲームのミッションが届くまでの間の時間をいつも通りハチ公前で話して潰していた。

その中で、シキは生き返るためのゲーム『死神ゲーム』は『エントリー料』として、「一番大切なものが奪われる」というルールを説明する。

シキの場合は友人・エリに嫉妬するほど内心では「自分」を大切に思っていたために、『エントリー料』として容姿を差し、ライムの場合は5日目に「夢が分からない」といっていたことから、『エントリー料』として「夢」を差し出したのではないかと語られる。

 

そして、自分のことを一切思い出せないネクは「自分の記憶」をエントリー料として差し出したのではないかとシキは語るのだった。

 

一方の巨躯の死神・ゲームマスター・ヒガシザワは残りの参加者4人を残った日程で殲滅すると目上の死神・キタニシに語る。

 

ビイトとライムが合流したところで、ミッションメールが届く。今回のミッションは時間無制限でタワーレコードへ向かえというもの。ハチ公前からでも10分程度でたどり着く極めて簡単な物だった。

 

競争を持ち掛け突っ走っていくビイトだったが、シキとネクは特に競争を意識することなく歩いてタワーレコードへと向かう。しかし、ビイトとライムはタワーレコード目前で待ってくれていた。

 

しかし、そのあからさまに簡単なミッションは罠だった。突如サメ型のノイズが現れ、ビイトを庇ったライムが食われてしまった。

一瞬フラッシュバックするトラックからライムを庇うビイト。

しかし、次の瞬間にはライムはサメに食われ消滅してしまった。

 

ライムの仇を打つといきり立つビイトだったが、突如、数日前にネクを制止した男が出現し、ライムを制止する。男はここでハネコマと名乗り、パートナーを失うという深手を負ったビイトを連れていく。

 

多数の小魚ノイズを喰らい成長していくサメ型ノイズを倒すため、小魚を消す作戦が功を奏し、シキとネクはなんとかサメのノイズを倒すことには成功する。

 

死神ゲーム7日目。

ネクとシキは普段通りハチ公前に集う。そして、最後のミッションメールが届く。その直後、ハネコマから電話があり、ビイトが行方不明になったという連絡を受けるのだった。ビイトを助けるため、そしてミッションクリアのため、シキとネクは首都高へと向かい始めた。

 

その頃、ビイトはライムを消滅させたサメ型ノイズをけしかけた死神二人のところへ喧嘩を吹っかけにいっていた。

 

その道すがら、このゲームに勝利し、生き返った後にもう一度会おうと約束を交わすシキとネク。

そして、首都高で待ち構えていたヒガシザワと対峙する。ヒガシザワはシキの中にあったエリへの嫉妬心を指摘するが、自らを受け入れ、その嫉妬心も受け入れたシキにとっては、その指摘も恐ろしい物ではなかった。

 

激闘の末、シキとネクはヒガシザワを倒す。

 

生き返ると思っていた二人だったが、生き返りは実行されなかった。

 

そこへ、キタニシが現れる。キタニシはゲーム主催者『コンポーザー』の意思により、死神ゲームで生き返られるのは精神的成長を遂げられた1人だけ、そして、生き返れるのはシキだけだと語る。

 

ネクのことを庇い、ネクを生き返らせてほしいと懇願するシキだったが、ネクは自分の記憶すら失っており、自分が生き返る意味もまだ見いだせていないからと、シキが生き返る様に促す。

そして、ネクは死神ゲームに再挑戦するか、自らも死神となる道を示されるが、当然の様に死神ゲームへの挑戦を選択する。

 

しかし、突如としてシキが消滅し始めていた。生き返りではないと直感するネクがキタニシを問い詰めると、シキはネクの死神ゲームの再トライの『エントリー料』として徴収されると語った。

 

自らの記憶とかけがえのない友人・シキを救うためのネクの死神ゲームが再び始まる。

 

あっという間の七日間と第2ラウンド

 

これは体感としてあっという間なのではなく、本当に尺的にあっという間と言う感じでした。何しろ、3話で死神ゲーム7日間がひとまずの決着を迎えてしまったのですから。

 

次回からは死神ゲーム第2ラウンドが開始となりますが、次なる死神ゲームはこうも易々とはいかないでしょう。

次なる死神ゲームのゲームマスターになるのが誰なのかはわかりませんが、より熾烈な戦いとなるでしょう。

 

死神はかなりの数がおり、直接的に手を下すことはできなくとも、本気でノイズをけしかけまくれば、勝ち目はないでしょう。そもそも『死神ゲーム』とはそれくらいの無理ゲーとして設計されている物だと思います。

なにしろ死んだ人間を生き返らせるのですから、そうそう簡単に誰しも生き返られては困るでしょうから。

なので、今回のように二人で突破したというのはそれだけでも度肝抜くような異形だったのではないかと思います。

 

また、謎はまだまだたくさん残されています。

例えば、OPに登場するワイシャツの少年。彼は結局一度も出番がありませんでした。

 

他にも5日目の光線攻撃を止めた人物も謎のままです。(前述のワイシャツの少年のことかもしれませんが

 

そして、死神ゲームの参加者は6日現在残り4人でした。にもかかわらず、この世界で動いていた人物・ハネコマの正体も謎のままです。順当に考えれば、彼も死神ということになるのでしょうが、死神だというにも拘らず、『死神ゲーム』で手助けしてくる理由もわかりません。

何らかの目的があるにしても、その目的に関する情報も一切明かされていません。そのため、ハネコマの正体についても第2ラウンドで明かされることになるのでしょう。

 

死神ゲーム第1ラウンドはとんとん拍子で進み過ぎ気味だったので、第2ラウンドは更なる試練を期待したいところです。

 

『エントリー料』の狡猾さ

 

今回は『エントリー料』が話題の中心でした。

 

『すばらしきこのせかい』では毎話少しずつ設定が明かされて行くという傾向があり、今回もその流れに沿った形で

なので、今話の冒頭で明かされた『エントリー料』の話も今まで通り明かされた物だと思っていました。

 

ところが、今回はそれがシキを奪われる重要な設定の伏線となっていたことで、少し驚かされました。

 

今まで淡々と

  • 会話(設定説明)
  • 戦闘
  • 会話

と言う流れを繰り返していたので、その中であまり重要な話、今後の展開を暗示する話はあっても、大した影響を与えるものではなかったので、ここに来てそれがいい意味で裏切られたので驚かされました。

 

と言っても、これが次回以降も続くかと言われれば難しいところで、今回限りの驚きになってしまうのだろうとは思いました。

 

今後もこう言った驚きが連続すると嬉しいのですが、さすがにそこまで求められるほどの期待できる実績はないので、諦めてはいます。

この諦めを再びいい意味で裏切ってくれると嬉しいところです。

 

終わりに

 

まさか7日間を3話でやり切ってしまうとは思ってもみませんでした。この先、奪われたものすべてを取り戻すことができるのかどうか、まだまだ戦いは始まったばかり。

 

今後も期待です。