皆さん、失敗は恐ろしいでしょうか。
私はとにかく失敗が恐ろしいです。何かを評価される・他人に見られるとなると、すぐに自分は失敗しているのではないかと言う強迫観念に襲われてしまいます。
会社のデスクで仕事をしている時でも、上司や先輩が近づいてくると「何か言われるんじゃないか」と思ってビビってしまいます。なお、そういう時には、先輩方はただトイレに行くだけだったりして、本当に気が小さい人間だなと思ってしまいます。
在宅の時はと言うと、今度はチャットアプリの通知音が鳴るたびに「何かやらかして怒られるんじゃないか」とビビり散らしてしまうほどです。
今日は少し、失敗に極端にビビり気味なことについて考えてみようと思います。
失敗が申し訳ない
自分が作った物が不出来で、他人にそれを見せる時、私が最も恐れているのは「失望される」ことです。
特に文章を書くことについてはかなりの苦手意識があります。自分の書いた文章を自分で見直すことにすら拒否感を抱いてしまうほどです。
なんでブログなんて書き続けてられるんだと思うのですが、それは自分の書いた記事を見直さないからと言う悲しい理由があります。また、ブログの場合は誰かに指摘をされたり、文句を言われたりするわけでもないので、気楽にやれている側面があります。これがもし、ひとたびうっかりバズってしまって、コメントが殺到するようになると病むかもしれません。
確かに、怒られることも怖いです。少しでも相手の声が不機嫌そうだと、それだけで震え上がって慌てふためいてしまいます。
ただ、それ以上に、自分が何か失敗をしてしまうのが心底恐ろしいのです。
「あ、こいつこの程度なのか」と思われて低く見られるだけでも恐ろしいところがあります。ただ、それ以上に恐ろしいのは、失望されるということです。
自分では気づいていないけれど、同じ失敗を繰り返してしまっているのではないかと思うと、「こいつは何言っても無駄だな」とか「何をやらせても無駄だな」と思われることを極度に恐れています。
先輩たちに確認をお願いした時には震えあがるような思いをしています。様々なところに赤を入れられているうちに、どんどん恥ずかしくなって、消えてしまいたくなります。
それでいて、他人がミスをしているのを見るとついホッとしてしまい、それに甘んじていつまでたっても失敗を次に生かすことができません。そのせいで、本当に同じ失敗を繰り返すことがあり、
注意力散漫でミスしやすい
私はおそらく何らかの形で集中力を保つことが極端に苦手な人間なのだと思います。前に一度、メンタルクリニックで発達障害に関するテストを受けたことがあるのですが、その時には、何も言われませんでした。
ただ、テストの時は他にすることもなく、与えられたクイズに取り組めばよかっただけでした。なので、私の集中力はごく自然とそのテストの方に向いていたから、何の異常もないという判定が出たのだと思います。
普段はと言うと本当に注意力が散漫で、何かをしていても少しでも興味が持てないとついついほかのことを考えてしまいます。
こればっかりはテストでは測り切れないところなのでしかたないとは思います。テストを担当してくださった方の力量とか、そう言う問題ではないと思われます。
ただ、思い返してみると集中力がないという点では、とにかくケアレスミスを頻発してしまうということがあります。
学生の頃は計算ミスが、大人になってからは文章でのミスが良く見受けられます。しかも、見直しをしていても見逃してしまいます。
私は本当に不注意な人間で、その割に、一度やったことを修正したりミスだと思うのが嫌だと思っています。なので、「ミスを見つけようと見直しをしているのに、ミスを見つけたくないと思っている」と言う不思議な心情に陥っています。
一方で今までさんざん失敗について述べてきたように失敗のことを考えると猛烈なプレッシャーを感じてしまいます。「ミスをしてはいけない」という緊張感を持つと、それが過度に作用して、パニックに近い状態になってしまいます。これを経験したことによって、緊張を過度に嫌がる癖がついているのも事実です。
緊張を丁度良くコントロールする技術が無く、緊張=過度な緊張と言う状態になってしまっているので、本当に困ってしまいます。
やっかいだけど折り合いをつけていくしかない
ミスしやすい性質だけれど、ミスは絶対にしたくないと思っている。ずいぶんと厄介な人間ができてしまったな、と思います。
それを無理やり思い切り変えようとすると、それだけでへばってしまうので、そう言う方法はやめようと思います。
少なくとも2つの事実
- ミスしやすい
- ミスしたくないと思ってる
を意識するだけでも大分違ってくるのかな、と思います。
恐怖を抱くなと言っても、それは場数を踏んで乗り越えていくしかないかもしれません。ただ、うまくいったからと言っても「それはただの運」と思ってしまえば、失敗への恐怖を克服する手立てにはなりません。
私はどちらかと言うと「運」が強く作用すると思ってしまうタイプなので、何度上手くいっても結局は「運のおかげ」と思ってしまうのだと思います。
なので、失敗に対する2つの事実を認めながら、生きていこうと思います。
そもそも別に、今いる職場の方々はそんなに怖い人でもなく、皆優しい人ばかりです。一方的にこちらがビビっているだけで、ちょっと失敗したからと言って激しく怒鳴られるようなことはありません。
終わりに
本日の記事はまとまりがない上にちょっと短かく、申し訳ありませんでした。
自分の中でもきちんと詰め切れていない記事であることは理解しています。ただ、逆に言うと、失敗に対する認識と言うのはそれだけ自分の中で複雑化してしまったのかな、と思います。
おそらく今後もこの「失敗」と言うキーワードについて記事を投稿していくことはあると思います。
その時も温かく見守ってくださればと思います。
本日もありがとうございます。