ドムストの雑記帳

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武道何もしない【東京リベンジャーズ 第7話 Revive】感想

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東京リベンジャーズ 第7話 Reviveの感想です。

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Revive : 復活する

あらすじ

 

マイキー、ドラケン、パーちんに武道が揃ったところに、『愛美愛主<メビウス>』の長内がやってくる。自らに喧嘩を吹っかけるという噂を聞きつけ、『メビウス』を引き連れてやってきたのだ。

 

長内と挑発するマイキーとの間に立って何とか抗争を止めようとするが、武道は長内の目の前でうろたえていることしかできなかった。そして、武道は12年後であった落ちぶれた現場作業員の長内と、今目の前でイキり散らしている長内が同一人物とは思えなかった。

 

しかし、12年後の落ちぶれた姿を思い浮かべながらら見られていたせいで、長内は武道に見下されていたと勘違いし、武道を殴りつける。なすすべなく殴られ続けていく武道だったが、パーちんが長内の相手を買って出る。

 

何とか抗争を止めようと必死な武道だったが、周囲はパーちんの戦闘能力が高い事を理由に止めようとする武道を止める。

 

しかし、パーちんはあっという間に何発も拳を喰らってふらついてしまう。長内のステップから、長内がボクシングをたしなむことを看破するパーちんだったが、なすすべなく一方的にパンチを喰らい続けてしまう。

 

あまりの一方的な戦いに止めようと必死で声をあげる武道だったが、マイキーににらみつけられ、黙り込んでしまう。

 

しかし、パーちんが立ったまま気絶すると、マイキーはパーちんを抱きかかえる。そして、詫びるパーちんに、マイキーは「お前の勝ちだ」とささやく。

一方的な試合に、どこが勝ちだと笑い転げるメビウスの面々。しかし、マイキーは一撃で長内を倒してしまう。

 

倒れた長内だったが、それでも諦めず、都合よく転がっていた割れたビール瓶でマイキーに襲い掛かる。マイキーを庇って立ちはだかるドラケン。それを止めようとする武道。

 

しかし、武道の心配をよそに、ドラケンは長内に軽くアームロックをかけて完全敗北を突きつける。

 

これによって、敗北した『メビウス』は東京卍會の傘下に入ることが宣言される。さらに、パトカーのサイレンが響き渡り、警察がこちらに近づいてくる。これに気付いたメビウスの面々は蜘蛛の子を散らすように逃げはじめた。

 

それでも、アームロックをかけ続けていたドラケンは、『メビウス』のメンバーに長内に肩を貸してやるように声をかけるのだった。

 

しかし、その中でナイフを取り出す者がいた。長内だけは許せないと怒りに燃えるパーちんは長内を刺したのだった。そして、パーちんは自分はここに残り、自首するというのだった。

 

マイキーはパーちんと一緒に逃げたがったが、切迫した状況の中、ドラケンに引っ張られ、全員が逃げ出すことに。

 

結果、逃げ遅れた『メビウス』のメンバー数人とパーちんが警察に捕まるのだった。

 

その後、武道はマイキーたちと走って逃げ続けていたが、パーちんに殴られ、長内に殴られ、さらに走りづめだった無理がたたって、倒れてしまう。

 

数日後、気づいたときには武道はベッドの上だった。その場にいたのは、かつてカラオケで一緒だった女性・エマだった。

エマはドラケンに呼び出され、武道を助けたのだったが、その時、ドラケンとマイキーの大喧嘩を目撃してしまった。ドラケンの身を案じて泣き崩れるエマの頭に手を置く武道。そこにタイミング悪く日向が入ってきてしまい、女を泣かした咎で一撃を喰らってしまう羽目に。

 

内部抗争を止め、ドラケンを助けなければならない。しかし、医師から絶対安静を言いつけられていた武道は暇に明かして特大パズルに取り組むことしかできなかった。丁度パズルが完成したタイミングで、アッくんたち悪友が見舞いに押しかけて来る。

 

アッくんたちから東京卍會の事情を聴く武道。話によれば、マイキーとドラケンの関係は修復不可能なレベルで割れてしまったということだった。深刻な顔をする武道を見て、悪友たちは大笑いする。割れたというのは冗談であり、マイキーとドラケンが喧嘩するというのはよくあるレベルの話だったらしい。

 

そこへ、ドラケンが武道の見舞いにと、スイカを持ってやって来る。スイカを平らげたところで、武道はドラケンにマイキーとの関係について尋ねる。しかし、ドラケンはキレて武道渾身の力作特大パズルを破壊してしまう。

謝るドラケンだったが、ショックで涙し続ける武道に愛想をつかしたのか、ドラケンは家を出ていこうとする。

 

そのただならぬ雰囲気に、武道はドラケンを追いかける。そして、更にタイミング悪く、マイキーまでもが武道の見舞いに訪れ、ドラケンとマイキーが鉢合わせてしまう。

 

喧嘩を止めようとする武道だったが、どういう発端で喧嘩が始まったのかも分からないうえ、二人にすごまれて何も言えない武道ではまるで喧嘩を止めるに至らなかった。

 

ついに花垣邸前にて大喧嘩が始まる。マイキーとドラケンは互いに武道思い出のグッズを破壊し合いながら大喧嘩を始める。そして、壊すものがなくなってにらみ合いを続ける二人に、思い出を破壊されつくし、キレた武道が立ち上がる。

 

覇気も覚悟もない武道

 

今回のタイムリープの目的は「メビウスとの抗争を止める」ですが、本命は別にあります。本命は「ドラケンを守る」と言うことにありました。

 

ところが、今回の武道は、完全に後手に回っており、ドラケンを守るどころの話ではありませんでした。確かに、ドラケンが死ぬのは8月2日と言うことになっていますが、それ以前に死ぬことはないというわけではありません。

 

それ以前に、メビウスとの抗争を止めると言っている割には、やっていることは、マイキーに頼む、だけ。これでは本当にやる気あるのかと言う感じになってしまいます。

 

今につながるすべての始まりは、絶対に勝ち目がないであろう相手・キヨマサに立ち向かったことが始まりでした。その時の武道は今まさに一緒に居る友人を救いたいという意味でも、覚悟を決めており、その覚悟がマイキーとドラケンに気に入られるきっかけになりました。

 

ただ、前回・今回は、マイキー・ドラケンと友人になってしまったことで完全に牙を抜かれたかのような状態でした。やったことと言えば、「頼む」ばかりで、覚悟が伴っている行動とも思えませんでした。

 

さらに、前回はパーちんに、今回は長内にいいように殴りまわされ、キヨマサに立ち向かった時の覚悟や覇気はどこへ行ったのかと言う状態でした。

 

マイキーとドラケンと仲良くなり、最強ともいえる仲間を手に入れてしまったことで、武道の行動がぬるくなってしまったかのようにも感じました。

 

抗争を止めるというのなら、この際、自分で長内と対決して事態をうやむやにするなど、手はあった気がします。それをしないで、ひたすらマイキーに「頼む」コマンドしか使わなかったのはちょっと残念でした。

 

何が発端でマイキーとドラケンが決裂したのかは正確には分かりませんが、武道が対長内戦でももう少し頑張っていたら、変わってきたものもあったのではないかと、つい思ってしまうのでした。

 

突然ギャグに走り出す

 

今回はかなり唐突にギャグシーンが放り込まれまくったという感じでした。しかも、そのギャグシーンのノリでマイキーとドラケンが喧嘩を始めてしまったので、笑いは世界を救うということなのでしょうか。

 

もともと、ただの中学生カップル以上に一緒に居る日向でしたが、日中に病院に居るというのは、もはや度を越して武道好きすぎると思うほどです。しかも、分かりやすい下ネタに反応して、武道に一撃喰らわせてしまうとは、いったいどこまでテンプレートヒロインをやれば気が済むのかと言うレベルです。

 

ギャグで流れて行ってしまいましたが、武道は2050ピースパズルを完成させる程度には気力も知力もあるという衝撃の事実が明かされました。しかも、結構同じ色の面積が大きいパズルです。並大抵の努力で出来るもんじゃありません。

 

もともと散々バカだバカだと言われており、思考を放棄し、作戦についても直人に任せきりの武道ですが、本気を出せば意外とやれるんじゃないかと思いました。

 

しかも、勉強そっちのけでパズルやっていたというのだからすごいもんです。私はタイムリープしたら間違いなく勉強するので、勉強そっちのけでパズルやっていたのは素直にすごいなと思いました。逆に私はあんな特大パズルできる気はしませんが。

 

ギャグシーンは嫌いではないのですが、一歩間違えると、今まで積み上げてきたシリアス路線・リアリティ路線が崩れることになってしまいかねません。

 

もともと武道一味・悪友たちとはギャグっぽいシーンが(主にチビリベで)描かれてきましたし、マイキーとドラケンのギャグシーンも前々回でそこはかとなく顔をだしていました。

 

ところが、今回は結構怒涛の勢いでギャグの連打だったため、かなり驚きました。

 

前半がシリアス路線であり、パーちんの補導など、深刻なシーンもあったため、ある意味バランスが取れていたのかもしれませんが、後半からのギャグ連打は少しやり過ぎな気がしないでもなかったです。

 

終わりに

 

なんとなく武道の努力不足が鼻についた東京リベンジャーズ 第7話 Revive。

今まではマイキー・ドラケンが味方に付いていたおかげで何とかなってきた感がありますが、この二人の関係を修復するためには、もう頼れる者は自分以外にありません。

 

キヨマサ君に立ち向かった後の時の武道が復活する、かと思いきや、ギャグ展開になってしまったところで、今話は終了となってしまいました。果たしてこの先どうなってしまうのか。