2020年に間に合う気はしておりません。この記事を書き始めたのが2020年12月31日223:35なので、投稿は間違いなく、2021年になるでしょう。
さて、そんな他愛もないことはさておき、2020年について、振り返っていこうと思います。
この一年は、おそらく、人生にとって非常に大きな意味を持つ一年だったと思います。おそらく、将来、私が人生を振り返った時、「私の人生はここから始まった」というような年だったと思います。
辛いことはたくさん感じた
このブログでもとにかくたくさん、愚痴を言わせていただきました。とてもつらくて、泣きたくて、自分ではもうどうしようもないから、とにかく誰かに助けてもらいたくて、そんなことをたくさん経験してきました。
仕事で失敗し、上司に指摘され、適切な指導すら過剰に反応して恐怖を感じ、戦力外扱いされ、自習して、何をしたらいいのかよくわからなくて、メンタルクリニックやカウンセリングでも全然何も変わらなくて、人に裏切られるような経験をしたり、指摘されることがとにかく恐ろしかったり。
でも、その中で、どうにかしたいともがいたことは、無駄ではないと思っています。もちろん、今は休暇中でメンタルが落ち着いているからというのもあるでしょう。結果が出なかった期間を考えれば、とてもじゃないですが、すべてが良かったと言える物ではないと思っています。
やっていることだって、ほとんど給料泥棒ですから。
2021年になったからと言って、状況が一気に好転する者でもありません。正月休みが終われば、また元通りになるでしょう。
でも、今、自分が感じている「意味はあったはずだ」という思いを、不意にしない様に、頑張っていこうと思います。
多くの出会いがあった
初めての海外出張
あまりブログでは語りませんでしたが、年初めには初めての海外出張にもいかせていただきました。行先はバングラデシュ・ダッカ。決して裕福とは言えない砂とPM2.5にまみれた国で、3週間ほどですが、仕事をさせていただきました。
唐突かつ初めて行く場所としてはハードルが激高い場所でしたが、皆さまの支援により、何とか生きて帰ってくることができました。
見るものすべてが砂っぽい荒涼とした都市で、物乞い同然の物売りや、交通渋滞、銃を所持した民兵など、日本ではまず見ることのできないものをたくさん見ました。
さらに、出張先で出会った海外で仕事をする歴戦の日本人たちとの出会いは、私に強烈な印象を残しました。
仕事ですし、治安などの問題から、自由に出歩くことも出来ず、写真もありませんが、私にとっては、本当に、びっくりな出来事でした。
こちらが、かろうじて撮れた唯一、バングラデシュっぽい物の写真です。ローカルの方の仕出し弁当みたいなもので、私も一度頼んでみたのですが、すべての物が脂っこい上に辛い(友人にはオイリー・アンド・スパイシーと形容しました)ものでした。
辛いものが得意ではないので汗はかきまくり、顔は真っ赤になり、油のせいでトイレに行きたくなるで、周りから散々心配されました。
二度と食べたいとは思いませんが、良い経験でした。
日本での出会い
また、これだけではなく、日本でも多くの新しい出会いがありました。
中でも、Twitterで創作の方々と知り合い、交流できたのは本当によいことでした。
私の愛するゲーム『Broque』の記念日のお祝いがTwitter上で毎年催されているので、私も参加し、イラストを投稿してみたところ、たくさんのいいねがいただけたことに、気を良くし、少しずつ交流を始めました。
(以下、弊ブログのBaroqueレビュー記事です)
さらに、適当にフォローしていた人が、あまりに精神的に追い詰められていたのを見過ごすことができず、思わずDMまで書いて応援したことがきっかけでした。
それ以降、割と色々な人と交流することができ、実際にお会いしてお話を聞くことができた人も居ました。
今でもダラダラリプやいいねでつながっている人もおり、来年はお互い気が乗れば、さらにまた会ってみたいな、とも思います。
それ以外にも、フリーランスで働く方とお会いして、お話をする機会を得たことも貴重な経験でした。おかげで、今はフリーランスとして働く勉強も並行して行っています。
その方とのつながりはまだ薄く、縁が広がる大きな波が出来上がったという実感はありませんが、これから、そうなっていくと良いな、と思っています。
Web漫画との出会い
偶然が重なって、様々なweb漫画を読むことができました。
『ヤングエースアップ』のコミカライズ漫画、『ガンマ』の『多数欠』や『デッド・オア・ストライク』、『ジャンププラス』の『タテの国』などなど
インターネット上には面白い物がたくさんあると、実感させられました。
今まで、連載を各話で追いかけることはしない、単行本派だったのですが、面白いWeb漫画は各話の更新を追いかけるほどのめり込みました。
特に『タテの国』は毎週、驚いたり泣いたりととにかくたくさんの思い出を作ってくれました。
サイトノベル始動
ずっと書きたい書きたいやりたい!と思っていたサイトノベルをついに始動させることができました。
きっかけは『FF7 Remake』です。『FF7』はオリジナル版の発売時点で、そのグラフィックの精度や世界観、カメラワークから、世界に衝撃を与えた作品です。私も、改めてリメイク版の動画を視聴し、一気に作品世界に引き込まれました。
あのオープニング、そして、一番最初に何の説明もなく爆破ミッションから開始する物語。そのすべてに衝撃を受け、その勢いでサイトノベルを作ったと言っても過言ではありません。FF7にはもう感謝しかありません。
おわりに
以上、私の2020年の振り返りでした。
あれほど世間を騒がせたコロナウィルスについては一言も言及しませんでした。
当然コロナによる影響は大きく、様々なところで影響を受けています。ただ、果たしてそれがどうだったのか、私にはよくわかっていません。
コロナがなければば、こんなつらい目に合わなかったかもしれないし、逆に、様々な人とTwitterを介して出会うことができなかったのかもしれない。
それは私にはわかりませんし、ここで議論するつもりもありません。
ただ、一つ言えるのは、コロナにおいても、ひとまず安定した収入と生活を送ることができて、本当によかったということです。2020年は祖母が亡くなりましたが、コロナではありませんでした。
また、職や収入を失い、路頭に迷われた方がたくさんいらっしゃる中で、辛い辛いと言いながらも、雇ってくれる会社があったことに本当に感謝しています。
2021年は、更なる変化が私を待っていることでしょう。恐れるなとは言いません。ただ、自分がどう思っているかをきちんと知り、自分を認めてやりながら、他人のアドバイスに耳を傾けられるだけの度量を持ち、生きていければと思っています。
また、このブログについての2020年を振り返るというのもやってみようと思います。そちらもご興味あれば、ぜひご覧ください。
以上、2020年の振り返りでした。