ドムストの雑記帳

全然器用に生きられない私の真面目な事、勉強の事、お楽しみの事を書くために開設したブログです。

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小説を書き続けてきて

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私は大分長い間小説を書いてきました。

 

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書き始めたのは中学生のころ。それ以前から、空想にふけることが好きでしたが、それを形にしようとしたきっかけは、区内の文学賞の告知を学校で受けたからでした。

 

それ以来、中断していた時期もありましたが、PCにかじりついてはひたすら何かを書き続けてきた人生でした。


今では、底辺Web小説家として、週に2回ほど1,000字ほどの小説の更新をしています。

 

防衛圏のクルス(ドムスト) | 小説投稿サイトノベルアップ+

 

正直PV数なんて目も当てられませんですし、自分でも時折、何やってんだかと思うようなこともあります。

 


小説が最もアイディアを形にしやすい

 

私は自分のアイディアを形にするのが好きです。そんなに何度も形にできた経験は無いのですが、なぜか私はアイディアを形にする事が大好きです。
その中でも、とりわけ世界観やキャラクターの行動に関するアイディアをこねくり回すのが好きです。

そういったものを形にするために、小説を書いています。

ただ、私にとっては、小説は唯一選べた選択肢であるものの、それが絶対の選択肢というわけでもありません。ゲームでもいい、漫画でも、一枚のイラストでも、表現ができるならそれで構わないと思っています。


私は絵を描く技術も、ゲームを作る技術もなかったので、小説と言う最も形にしやすい方法をとったのです。それが正しかったかどうかは分かりませんし、どうでもいいと思っています。


今でも、隙があればゲームを作りたいとか、漫画を描きたいという思いを抱えてはいます。


少しだけ漫画を描くことに挑戦したこともあります。

www.domustox.com

 

その時は、下手だったなりに自由に漫画を描いてみて、そこそこ楽しかったです。

 

ただ、これを連続して続けていくとなると、かなり厳しいと感じています。デジタルで絵を描き始めて2年ぐらいは経っていますが、いまだに慣れていません。線をきちんと描くことにすら自信がありません。

 

と、さんざん絵を描くことへの自信の無さを語っていますが、今書いている小説が本当に面白い物なのかと言う不安はあります。もっというと、文章力・表現力にも不安があるくらいです。

 

Webに小説をあげるようになって


Webに小説をアップロードするようになったのは昨年の5月ごろからです。


当初は『サイトノベル』と言うモノの構築を目指して、週1で更新を続けていたのですが、これの更新がもう大変。とんでもなく大変だったので、もう少し労力の少なくて済む小説投稿サイトへの投稿を始めました。


そうなると、当然、常に他人からの評価にさらされるようになります。


サイトノベルの頃は、かなりとがったアイディアで勝負をしていたので、閲覧数が多くない事はあまり気になりませんでした。さらに、サイトノベル『空想確定神域』には、1つの夢があったので、それを実現するために必死で頑張ることができていました。


その夢とは高校時代に『空想確定神域』の下地となる小説を読んでくれた友人に再会したいという夢でした。少しでもこの小説が広まれば、やがてその友人の知るところになるだろうという何ともロマンばかりの夢でした。
現時点でもこの夢は達成できていません。


それでも、頑張り続けることができたのは、かつての友人が色々と細かいところまで感想をくれていたからでした。その感想に励まされながら、当時は必至で更新を続けていました。


ただ、その過程で小説以外の様々な辛い事や精神的な負荷のせいで、小説の更新が滞るようになりました。そして、ブログを毎日書くようになったりすると、更に小説に割ける時間が少なくなり、次第に更新に限界を感じるようになりました。


結局、更新はしりすぼみで事実上の中断となっていたので、最終的には『休載』としました。

www.domustox.com

 

 その代わりにと始めたのが、Web小説投稿サイトへの『防衛圏のクルス』の投稿です。何かを書き続けて居なければ、自分のクリエイターとなる夢を達成できないという気持ちから、何か行動をしていたいと思っての行動でした。

 

防衛圏のクルス(ドムスト) | 小説投稿サイトノベルアップ+

 

それから、1か月ほど継続して小説を投稿し続けています。ただ、反応の方はと言うと、さっぱりです。

時折、評価ポイントをくださる人もいるのですが、お愛想程度と言う感じで、かえってみじめさを感じることもあります。

 

無銘の作家の作品が急に評価されるわけがないと分かってはいるのですが、それでもやっぱり反響が無いと辛いし苦しい。それを何とか乗り越えて今までギリギリのところで更新を続けています。

 

皆、こんな思いを抱えながら、更新を続けているのかと思うと、それだけで凄いと素直に思うようになります。

 

Web小説も玉石混交で、面白いと思うものからクソつまらんと思うものまでたくさんあります。それでも、長期連載で頑張っていたり、作者がキャラクターに強い思い入れを持っていたり、そう言ったところを見ていると、凄いと思います。

 

私は小説投稿サイトと言う土俵に立ち、常に評価にさらされる環境の中で、もともとか細い自信をすっかり喪失してしまいました。

更新を続けているのはただ「ここで更新を途切れさせてしまったら今までの努力が無駄になる」「2度と更新を復帰させられなくなる」という、どちらかと言う恐怖に近い感情です。

決して「この作品は絶対に面白い!」という気持ちはありません。昔はどんな作品でも自分の作品は絶対に面白いと無邪気に信じることができました。そう思えなくなっただけで、自分がつまらない方向の大人になってしまったことを実感します。

 

ついでに言うと、ブログも「続けてきた記録が途絶える」という恐怖だけで更新を続けています。なので、内容の方にまでは気が回らず、ただ毎日更新するだけになっている側面はあります。

 

いつまで評価されない小説の更新とを続けるのかと言う気持ちもありますが、ひとまず、『防衛圏のクルス』は最低でも週2回のペースを保ちながら、更新を断たないようにしたいと思います。

 

書くことは好き

ぶっちゃけて言うと、私はどんな形でも書くことが好きであることは間違いありません。私ほど小説を書くことを愛している人間もいないと思っています。

 

今はその気持ちを保つのすらやっとのことで、うまく行っていないというのも事実です。上手くいっていないからこそ、その気持ちを保つのも難しくなっているというのも現実です。

 

ただ、アニメのレビューなどを通じて、今までにない視点を取り入れ始めたり、自分の周りの作家の方々が楽しそうに交流していると、自分はその輪に入ることすらできておらず、そんなレベルにすら到達していないのかと悲しくなることもあります。

 

比較すればするほど、自分の描いている者がチンケに見えてしまい、面白い作品を作っている人に対する劣等感が生まれます。作品とは小説に限らず、アニメ、ゲーム、漫画、映画、どんな作品に対してでも、です。

 

それでも、他人の作る作品の「面白さ」を自分の中にどんどん取り込んで、自分の作品を強くしていけば、私の作品は間違いなくもっともっと面白くなると思います。

 

まずは自分の書くことに対する気持ちを整えて、進んでいこうと思いました。

 

終わりに

 

ざっくりにはなりますが、小説を書いていることについて振り返ってみました。

 

自分としては誰からも評価されない絶望的な状況の中で、頑張っていると思いました。ただ、社会と言うのは頑張っているだけで結果が出るような甘いものではありません。

 

それでも頑張るという最低限のラインに立たなければ、競技にすら参加できません。今は、ド底辺を歩いていますが、何とか頑張って地道な継続の末に這い上がっていければと思っています。

 

ここから頑張っていこうと思います。