精神的に追い詰められていませんか?
私は仕事があまりにも失敗続きで、追いつめられたことがあります。その時は、仕事の時間が来るたびにガタガタ震えていました。
あまりに辛く、上司に辞めたいと言ったところ、前線から外されて、落ち着いてできる仕事に回してもらえました。
それでも私の技量は基本的なところからダメでした。そのせいで、前線から外されても上手く行かず、かなり悶々としました。
プレッシャーは減ったものの、自分の弱さを直視しようとするたびに、恐怖を感じました。
おかげで、吐き気はする、腹痛に襲われる、体温は下がる、やる気は失せる、と何拍子もそろって苦痛に塗れていました。
ですが、ある時から少し開き直って「自分を守る」ことに徹してみました。すると、少しだけ生きやすくなったんですよね。
技術・技量は周囲に追いついている状態とは言えません。習得に向けて努力はしていても、それが実っているというわけでもありません。
何やってるのと怒られるのも日常茶飯事です。
しかし、それでも、昔の様に泣きながら暮らすということは少しだけ減りました。
今でも、朝目が覚めると気が滅入って気分が悪くなることはあります。でも、昔の様に、勤務中ガタガタ震え続けるようなことはなくなりました。
それは何よりもまず、自分の命と心を守ることに徹すると決めたからです。
自分を守るモードには誰だって入って良い
どんなに周りに迷惑をかけても、自分の命と心は守るべきです。
まず、気が滅入っている人はそれすらいけないことのように感じるでしょう。
そんなことをしたら迷惑をかけてしまう。
そんな価値は自分にはない。
と言った思いをいだいてしまう状況は、私にもよくわかります。
私も失敗が続いて、上司に怒られていた時には、守るほどの価値もない自分を守るなんておこがましい、と思っていました。
給料は受け取っているのに、仕事ができず、会社の利益に貢献できていない自分なんて、今すぐ消え去った方がいいと思っていました。
ですけれど、私はプレッシャーによって思考能力が急激に低下します。パニックに近い状態で、複数ある情報を適切に整理できなくなります。
もともと大して思考力がある方ではないのに、さらにそれにリミットがついてしまいます。そんな状態では使い物になりません。
改善の為にどれほど情報を入れようとしても、どんどん素通りして行ってしまいました。何かをしようと思っても失敗すること、怒られることばかり考えて、結局何もできませんでした。
そういう状況では「理性的な判断」という物はできないと、上司から教わりました。そう言った時には、完全に感情に流されてしまっているそうです。
感情があることは悪い事ではありません。しかし、感情は一時的なものです。それに行動が振り回されてしまうと、行動に一貫性が無くなります。
今感じていることだけで動いていると、すぐに死にたくなったりもします。
もちろん、感情を上手く活用して行動や判断を行うというテクニックもあります。ですが、押しつぶされそうなほどのストレスを感じている人は、そんなテクニック使わず、さっさと休んだ方がいいです。
とてもじゃないが休める状況ではないとしても、命や体を大事にする権利を保有していることは覚えておいてください。
すべて国民は、個人として尊重される。生命、自由及び幸福追求に対する国民の権利については、公共の福祉に反しない限り、立法その他の国政の上で、最大の尊重を必要とする。
これは、我らが日本国憲法第13条です。
命を守ることは憲法に保障されたあなたの権利です。
心や体を守る権利については、憲法では言及されていませんが、同じことだと思ってください。
体や心が滅茶苦茶になってしまえば、死にたくもなるでしょう。それは、命が脅かされている状況だと思ってくださって結構です。
真面目な人ほど自分なんてと思う
自分なんてそんなにしてま命を守るほどの価値もない、と真面目な人は思います。
さらに、私はそんなにまじめじゃない、と思う人もいるでしょう。
どっちも過去の私です。確かに、私はまじめではない側面もあります。そんな私ですら、さっさと消え去りたいと思ったものです。
仕事もできない人間が休息をとるということに対する後ろめたさは、私も感じたことがあります。
そんなことしていていいのか、そんなことしてはいけないような気がずっと続いていました。
そうなってくると、何をするにしても、他人の目を気にして、まるで息をひそめて物音を立てない様にしているかのように暮らすことになります。
ひたすら目立たない様に、ひたすら何か失敗をしないように、コソコソ生き続けることになります。
でも、実際にはそこまで思いつめる必要はないです。
そもそも、100%自分が悪いのかと言うと、ほとんどそんなことはありません。
今までそう言った経験をできなかった「環境のせい」ということもあります。もちろん、100%環境のせいというわけでもありません。
同じ環境でも、自分から積極的にチャンスをつかみに行って、成長している人もいます。
でも、多くの人は「そう言った技術が必要なんて知らなかった」ことで、失敗したり、求められていることができなかったりしています。
100%自分が悪いなんてことはないのです。
環境とは、家庭環境だったり、学校だったり、社会制度そのものだったりします。
自分をここまで連れてきてくれた家族や学校を恨むのは気が引けるかもしれません。でも、楽しかったり優しかったりした、家族や学校も、あなたにとって必要なすべてを与えてくれたわけではないんです。
欲しかった服やゲームを全て家族や学校が買ってくれましたか?そうでなかったように、スキルも全て与えてくれたわけじゃないのです。
そもそも、そういったものを恨めと言っているわけではありません。与えてくれなかったものが一つでもあったから恨んでいたら、世界中の全てを恨むことになります。
そんな無益なことはやめてください。
もちろん、同じ学校でも全く別次元の成長をしている人もいるでしょう。そう言った人は単純にすごい人です。褒めてあげてください。
なので、社会が必要なものを与えてくれなかったのに、それを気に病んであなた自身が死んでしまったり、心を壊してしまう必要はありません。
そんなときにはまず「クソ~社会がこんな時のための技術を教えておいてくれてたら」ぐらいに思いましょう。
命と心を守ろうとすると落ち着きを得られる
パニックになっていては、何もできません。
落ち込んだ気持ちで、ストレスに押しつぶされそうなとき。 ストレスが体にまで影響を及ぼしてきたとき。
そんなときには、とにかく「命と心を守る」ことを実行してください。
そのためには、とにかくいろんなことをしてみましょう。
- 毎日良い事3つを書きだす
- 体を動かす
- 誰かに相談する
- 自分の命を守ると決める
これらが全てとは言いません。ですが、私は上記4つは少なくともやっています。
他にもストレスを提言する方法を知りたければ、以下のような書籍を読んでみてください。
私も読んでいるところですが、非常に落ち着く本です。
ページの構成もゆったりなので、落ち着きながら読むのに最適です。
この手の本を何冊も読みまくっていますが、私にはこの本が性に合っています。
もし本当に辛い時には、こういった本を読んでみてください。
終わりに
自分の命を守るための行動をとっていいんだ。
このエントリを読んで、そう思ってくだされば幸いです。
そう思っただけでは、他にもさまざまな問題が立ち上がってくるでしょう。ですが、そんな時にも、まずは自分の命を守る、その上で何をするのか、何ができるのかを考えて生きていけば、死にたくなるようなことはまずなくなります。
生きていてもいいことないかも知れませんが、死んだらそこまでです。せっかく一つしかない命なので、まずは、自分を守ってみてください。
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