本当は、まだ大した成果も出ていないのに、語るというのはおこがましい気がしていました。
しかし、思いが形にできていないところも多いので、一つ、ここでまとめてみたいと思います。
よりアトラクティブなものに
今のサイトノベルは、少し形を整えたWeb小説という程度です。
私がサイトノベルをアップロードしたのは2020年5月です。しかし、その構想自体は一年以上前からありました。
2019年の夏頃から、「Web技術を使って小説を最も白くできるんじゃないか」と思っていたはずです。
その後、自動車免許を取ろうとしたりFPの試験を受けたり、でおざなりになっていました。
2019年の春ごろ、こういう構想がある、ということを友人に話したところ、以下のような記事を紹介されました。
これを見せられた時には、がっくり来ました。すでに、そういうことをしている人がいるんだと、ショックを受けました。
このショックと他のことにかまけていたこともあって、サイトノベルからは疎遠になっていました。
その後、ふとしたきっかけで、サイトノベルを本格開始したのが2020年5月。それ以来、毎週更新とコンテンツの強化に追われてきました。
しかし、追われてきてしまったことで、見失ったことがあります。
先に見せた『Pry』のような面白い体験を届けられるサイトになっているかと言うと、なっていません。
現状はただの小説をHTMLなどでわずかに装飾した程度の物に過ぎません。
そのことを忘れて、自分の中でハードルを下げてしまっていたことを、非常に情けなく思っています。
色々な物が複合して出来上がるのがサイトノベルの難しさであり、面白さです。
だからこそ、色々なことをしなければならないのに、それをおざなりにしていた点は、とても反省したいところです。
忙しいを言い訳に、現状の改善を怠るのは恥ずべき行為です。それをきちんとやっていないのは皆さまに申し訳ないと思います。
1000年前から変わっていないことを変えたい
文字ですべてを記述する。
媒体が紙からサイトに変わりこそしましたが、その本質は何も変わっちゃいません。
私は、それを破壊したいと考えています。せっかく新しい物が出たのに、それを昔と同じような使い方をしていては、持ち味が活かせないからです。
技術が新しいうちは「使ってるだけで凄い」「持ってるだけで凄い」になります。
昔はスマホだってそうでした。
しかし、ある程度、技術が普及してくると、人はそれを使いこなすはずです。ただ持っているだけではなく、使いこなすようになります。
Web小説は、もう十分やって来たんじゃないかと思います。
結局、Web小説なんて言ったって、やってることは、小説をアップロードするだけです。Web技術を使いこなしてなんかいません。
それは、Web小説が、「Web技術」と「小説」から成り立っていると言う観点を持った人物が居なかったからじゃないかと考えています。
もちろん、ノベルゲームというジャンルがあることはよく知っています。サイトノベルもノベルゲームに近づいていくかもしれません。
ですが、よりもっと自由に。何かできることがあるんじゃないかと思っています。
Web技術、HTMLであり、CSSであり、PHPであり、Java Scriptであり、これらは自由で、素敵なツールだと思っています。
『Pry』のほかにも、小説の新しい形を切り開こうとした成果はあります。
『うみねこのなく頃に』という作品では、文字の色によっては真偽不明な情報もあります。それは、上手い考えだと、中学生ながらに思ったものです。
終わりに
ここ最近、疲れ気味で、上手く記事を書けていない自覚はあります。しかし、ここまでだったとは、という感じがしています。
本当はサイトノベルのことなら、いくらでも語り明かせると思っていたのですが認識が甘かったようです。
サイトノベル『空想確定神域』のご紹介
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