理想像と言うと、非常にデキるビジネスマンのイメージがあるかもしれません。
ただ、私はそもそもそんなに仕事ができる状態ではありません。なので、三か月後に、どういう風なことができているかというのも決して大きな目標ではありません。
ですが、目指している者は目指している。夢を語れなくて何が主人公か。そんな勢いで、小さくてもいいので、理想の自分を描いてみます。
三か月後の理想の私
といっても、まずは直近の目標だけを考えてみます。
もっと大きな夢を描きたいのですが、仕事が失敗だらけで、そこまで遠くのことを想像できません。
なので、まずは、小さなところから始めてまいりたいと思います。
メール(やチャット)は10分以内に作成できる
通話の時代とはいえ、文章で意思疎通を図ることは今でもビジネスの基本です。文章を書くことが苦手で、一通メールを書くのにも、結構悩みこんでしまう方です。
それが、三か月後の私は、難しいメールでも
- 内容を整理し「結論→原因→背景」の順に記述
- 個別の文章が分かりやすい
- 丁寧で相手が気持ちよく読める文章
を10分以内に記述し、ササッと送信します。
内容は分かりやすく、読み手の立場や心情にも配慮して書けているので、受け取った人は、対応がしやすく、気持ちよく仕事をしていただけます。
見やすい資料を作っている
資料と言っても、WordやPowerPoint、Excelなど、状況に応じて様々な資料が求められます。
取り扱う情報によって、適切な形式は異なります。なので、1つの物だけで何もかも済ませようとするのではなく、適切な媒体を活用します。
もちろん、そのためにはWordだけ練習する、PowerPointだけ使う、ということは許されません。複数のソフトを使い分ける必要があります。
なので、試練の道ではありますが、キッチリと達成します。
これをさらに発展させると、相手によって資料を作り分けるという方法も考えられます。
人によっては
・現物を画像で見せ、それに注釈がついていた方が分かるという人
・1から10まですべて文章で書いてある方が分かるという人
と様々です。
なので、すべてを使いこなす技術をフル活用し、場合によっては資料を作り分けることも行います。
これは任せとけ、という武器がある
会社勤めであっても、何らかの武器が必要です。武器とは、取り柄、という意味です。
「アイツはこういう仕事得意だよな」と思ってもらえ、頼られるような人間になります。そのために「ほかのだれにも負けない技術」を身に付けます。
私の所属する部署は特殊な部署なので、比較的、競合が少ないです。なので、少し技術を突き詰め、しっかりと把握しさえすれば、問題なく社内で第一人者です。
その分、責任は重くなるでしょう。しかし、それをキッチリこなしてこそのプロです。
私はそのプロをしっかり目指したいと思います。
社内で他の誰も知らないような情報を持っている
これも上のモノと似ています。
これは、最近私が経験したエピソードなのですが、
皆さんが「これってどうなの?」「いや、私にはわかりませんねぇ」という状況で、先輩が「私は知っていますよ」と言って、説明をし始めました。
その時には先輩をすごくカッコよく感じた物でした。
なので、私も、「これ知っている人いない?」と言われた時「それはですね」と語れるほどの人間になって居たいです。
勿論、社内での情報共有は大事ですからみだりに情報を隠すというわけではありません。
需要がありそうな情報にアンテナを立て、積極的に情報収集をしている、ということです。
上司に「よくやってると思う」と言われる
今の私は、とにかく怒られてばっかりです。
ある意味、この目標は、他の項目を達成したときに、付随して達成される目標です。これだけを目指して行動するわけではありません。
ただ、今は、上司に怒られてばかりで、ノイローゼ気味です。そんな上司から「よくやってるよ」と言われれば、どうか。今感じている仕事に対する「いやだなぁ」という気分はとても軽くなるはずです。
なので、わざわざこれを3か月の理想像に加えたわけです。
上司に会うときも、心が穏やかな状態であうことが出来る
これも同じことですね。
上司に怒られてばかりなので、上司に会う=怒られる。のイメージがこびりついています。
それを払しょくするため、十分な実績と実力を身に着けています。
自分の成果や意見に自信を持っている
今の私は、自分でもよくないと分かるほどの資料を作っています。しかし、何がどう良くないのかを具体的に分からないので、出来が悪いまま、他人にレビューをお願いするしかありません。それで怒られたり、指摘されたりして、凹んでしまいます。
ですが、三か月後には、自分の作品に自信を持っています。きちんとした評価軸を持ち、それによって、作成した資料を分析し、自己点検を行います。そのうえで、修正を加え、良い資料を作ります。
その結果、自分にとっても良い物を作った、という自覚を持ち、自信を持って、資料を人様に提供できる。そんな自分になっています。
自分でやったことを、自分で認めることが出来る
これも先ほどの「成果に自信を持てる」と同じことです。
仮に、失敗してしまったとしても自分の中で「いや、ここまでやったんだから、俺の中では良くやれた方」と思えるよう、十分な努力を重ねていきます。
そのように受け止められれば、一度の失敗で泣きべそかいたり仕事を辞めたくなったりもしません。
自分が安心できるまで情報を整理する
これも、「まずは自分目線で考えて」から始めます。
情報をきちんと整理して、その肝を把握できていないから、文章にまとめようとしたとき、まとめられないのです。
そして、作った資料を読んだ上司が「これってどういうこと?」と尋ねてきたとき、困ってしまって怒られるのです。
なので、文章にきちんと整理するためにも、まずは情報の整理を行えているような自分になります。
情報収集の際にはきちんとインプットしきる
今の私は「良くは分かっていないけどとりあえず作業する」という状態です。何らかの成果品を出さなければいけないので、焦ってしまい、理解できていないうちに、アウトプットしてしまうのです。
これを繰り返していたせいで、上司から「本当に資料読んだ?」と問われる羽目に。読んでいないわけではありません。ただ上司の「読んだ」は「読んだうえで理解した(何なら要点は完全に覚えた)」であって、「ただ読んだだけ」ではないのです。
なので、上司の要求事項に答えられるようなしっかりとしたインプットを行えている。それを目指します。
インプット方法については、まだまだ研究中です。しっかりと物を覚える才能が眠ったままなので、それを何とかたたき起こそうと努力しています。
終わりに
三か月後の理想、などといっても、実に基礎的な事です。仕事の基礎を、きちんとやる。これを具体的に細かく言っただけの記事です。
しかし、今の私の目標はこれです。
バカにしてくださっても結構。ですが、難しいことは人によってレベルが違います。たとえあなたから見て低レベルであっても、私にとってはチャレンジングです。
なので、私は、これに全身全霊を持って挑みます。
おそらく、人によっては大したことではないでしょう。ごく当たり前に出来ている人もいらっしゃるはずです。そのような方は、私よりも仕事ができる方です。胸を張って明日から出社してください。
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