さて、本日は待ちに待った金曜日です。月曜日から記事を毎日書くようになり、金曜日になりました。
会社の業務にはまだ区切りがついていないので、休日も少しやろうとは思っています。
とはいえ、休日は、上司の通話におびえることなく、のびのびと過ごせるという意味でもありがたい期間です。
しかし、根本的な問題に目を向けると、週末になったからと言って、好転するわけではありません。
日曜日になれば不安が顔を出し、月曜日になればまた絶望に沈むことになるでしょう。
そんな私の今抱える問題は「短期的な視点で動いている」ということです。
今まさに短期的視座で動いている私
今の私は「怒られたくない」「失敗したくない」「呆れられたくない」そういう思いを持っています。
そのせいで、仕事から目をそむけたくなっています。
ですが、上司に怒られるなんてのは大したことのないことです。まず、上司本人がそう言っています。
別に、会社に経済的損失を与えるわけでもなし、人格をまるごと否定されるわけでもありません。ここを改善した方がいいよということを、指摘するだけ、それだけといえばそれまでです。
しかし、それに囚われてしまっているのが今の私です。
それがはっきり表れるのは締め切りが近づいてきたときです。
締め切りが近づいてくると、加速度的にメンタルがダウンしていきます。
締め切りが遠いうちはまだ、楽に構えて居られます。なので、どういう風に情報を整理したらいいのかを、様々な文献で調べます。
1つの締め切りに対して、余裕があれば呑気な顔をして、余裕がなくなってくると青ざめて、なんとも不安定なメンタルです。
1つの仕事をきちんとこなすことは大事です。ですが、会社員として勤め続けるためには、更に次のことも考えている必要があります。
今回さえ何とかなってしまえばそれでいい、と言うものではありません。
それなのに、一つの資料の作成だけ考えて一喜一憂している私のなんと器の小さいことか。
おそらく、世に言う成功者たちは「壮大なビジョンを掲げそれに向かって行動する」のでしょう。
もし、何か失敗したとしても、それは「成功までの道のりの障害の一つ」と捉え、その結果に落ち込むのではなく、この失敗をいかすためにはどうするか考えるのでしょう。
ですが、そもそも「失敗をどう活かすか」を考えようにも、その手段がよくわかっていない人間が、「失敗してもOK」と言われても、全然安心できません。
体力回復ポーションを持っているからHPが減っても安心していられるのであって、体力回復方法が「寝る」「逃げる」のような時間がかかったり、引き返せなくなるような手段しか持っていない私には、失敗1つでも致命傷級の痛みです。
感情は視野を狭める
「感情に駆られると視野が狭くなって落ち着いた判断ができなくなる」とは私の上司の言葉です。
解決策があったかもしれないのに、それを実行しないで自殺してしまう方は、まさに視野が狭くなってしまってい他のかもしれません。
で、私自身が、現在それっぽいことになっております。
長期的な視点を持てない理由の一つには、これがあると考えられます。
この雑記を始めてから幾度となく使っている言葉「失敗」と「怒られる」この二つが、私の行動を縛り付けています。
上司に怒られたり、呆れた顔をされたりするたび、自分の心は悲しくなります。
「こんなんじゃ、会社員としてやっていけないよ」と言われてしまえば、もう、次、同じことをすれば、もう辞めるしかない、と感じます。
背水の陣と言いますが、個人的にはもう、川に膝まで入って陣を布いているような気分です。しかも、背水の時に戦いを挑んで負けているので、もう、このまま川に流されて死ぬしかないかな、と思っているような状態です。
ただ、周囲を見ると、「これじゃダメだよ」と言われても、ケロッとしている人もいます。
ただ、そう言う人はまったく気にしていないわけでもありません。「反省している」と言い、間違ったところは直しています。
私の場合、間違っている個数が多いです。間違った割合も多いです。そのために、どうしても、「ケロッとして間違っているところを直しさえすればいい」とは捉えられません。
不安は行動でカバーするしかないのか?
このタイトルからは私がいかにもダメな状態に陥っているということが良く理解できると思います。
おそらく、既に成功されている方は「そんなのあたりまえじゃん」と思われるでしょう。
「大量の挑戦とPDCAを高速で回す」「当たって砕けろでいいから、とにかくチャレンジ」なんて、成功者が仰る光景はいともたやすく想像できます。
しかし、既に私は多くの失敗を重ねています。(自分数え)
そのため、失敗を恐れるあまりに、行動ができなくなったり、立ち尽くしてしまうことばかりです。
そして、失敗を恐れる私は、都合のいいことに、「今すぐ何とかなる方法」を欲してしまいます。ならば集中的に1つの方法を突き詰めるというやり方もあるでしょう。しかし、それをやって、やっぱり上手く行かなかったとき、どうすればいいのだろうということを考えてしまいます。
若いうちはそんなことでドキドキする前にやれるだけやれ、と思われるかもしれません。
しかし、私は仮にも24歳まで生きてきて、若いなりにもまっとうに生きてきたという自覚があります。それが、いきなり失敗するしかない賭けに身を投じて、身を鍛えるしかないなんてことは、信じたくないのです。
そもそも、さんざん失敗してきて、その失敗を活かせなかった、いわば「二次失敗」を犯してしまっている身としては、失敗して他人から指摘を受けることはとにかく恐ろしいことです。
色々なことを調べて、知識として吸収しようとするのは面白いと感じます。どれだけ時間がかかっても良いのなら、試行錯誤し、ああでもないこうでもないと弄り回すのは好きです。
ですが、人生は有限ですし、会社はそれ以上に有限の時間で成果を求めております。
そのため、すぐにでも確実に効果の出る方法を欲しています。探せば、確実に効果の出る方法はいくつか見つかるでしょう。おそらく、色々と調べている段階で、私が見つけた方法の中にもあるでしょう。
ですが、それを実践できないのは「本当にそうなのか」を自分が信じられないからです。
「自分ならこれをやって行けば大丈夫」と信じられる土台が無いからかもしれません。しかし、土台=自信を付けようと思うと、今度は成功が求められます。これでは、いつまでたっても負の連鎖から抜け出せません。
しかし、運がいいことに、明日明後日は休日です。この間に、何らかの手段を少しでも身に着けてしまうというのが、良いのかもしれません。
多少は前向きに考えられる状態にあるのですから、なんとか、この週末を活用していきたいと思います。
終わりに
ここ最近、どうしても、愚痴混じりな記事を書いてしまっている気がします。色々と調べている、という割には効果を出せておりません。方法を集めることだけに執着して、それをやりつくせない「ノウハウコレクター」になっているのかもしれません。
また、ここ数日続けて気付いたことは(記事内でも言及しましたが)「失敗」と「怒られる」という言葉を多用していることです。
おそらく、私の心を支配している言葉はまさにこの二つでしょう。
まずは、この二つの言葉を、私の心の中から追い払う努力をする必要がありそうです。
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