ブログを書いていると、なんだかネタ切れになってくることもたまにはあります。
雑記ブログならば、ただ自分で生きていることを書いて行けばいいのですが、雑記ブログはSEOやAdSenseで低評価になりやすいとか、そんな物は誰も読んでくれないだとか、結構散々な言われ様だったりします。
私も、ある程度ブログが成長軌道に乗るまでは、雑記よりもLife Hackなどを中心に記事を書いて行こうと思っています。
ちなみに私はネタ切れになる前に、執筆が億劫になってしまうタイプです。正直、ネタなんかいくらでもあるんですが、それをある程度の文字数でわかりやすく説明するのが難しくて四苦八苦しています。
それについてはまた別の場所で。
つい人に話したくなる話
ブログは他人様に読んでもらうために書くものです。なので、他人からの需要がありそうな記事を選ぶたにキーワード選定などをするのです。
ですが、他人の顔色ばかりうかがっていると個性が消えます。(個性なんて文面からにじみ出るとは言え)需要と書きたい物が一致するとも限りませんし、それで書き続けていると、身が持たなくなってきます。(収益特化ならいいかもしれませんが)
そこで、書くネタというのが、つい他人に話したくなるネタというものです。(なんかそういう名前のテレビ番組があった気がします)
私なんかはあんまり同じ話題で盛り上がれる友人がいない方です。なので、ふとした気づき(特にアニメ)や(滅多にないけど)思いついたギャグをしたためるのにはブログと言うのは非常に良い機会です。
あんまりくだらない話は5ちゃんねるでダラダラと会話する方が向いているかもしれません。ですが、ある程度話を膨らませられるのならば、ブログの記事としてちゃんと成立します。
友人との会話で、突然言い出すには向いていない話題でも、ブログなら書き放題です。私のようなコミュニケーションが苦手な人にとっては、考えを発表する良い機会です。
思い付きで記事を書くと言うと、少し特殊な記事になりがちです。特に、普段からSEOやキーワードを意識しまくっている人ではない場合、そうなります。(私が主にそうです)
ですが、ブームの先駆けと言うのは、世間のニーズから少し離れたところから発生したりします。たまには自分でブーム作るくらいの勢いがあっても良いものです。そういう記事ばっかりだと、ちょっと尖りすぎたブログで、近寄りがたいものになります。しかし、常識と非常識を適度に織り交ぜてみましょう。
勉強していて、こんなことを見つけたぞ!という話も良いです。
ブログをやっていて、更に勉強をしなければいけないというのは酷かもしれませんが、ブログを書いているだけでは、ブログのネタが切れます。
ブログ以外のことをしていて、初めてブログのネタが手に入るのですから、その覚悟ができない人は、ブログなんかやらないで、勉強に専念した方がいいと思います。
ドラマ・アニメ・小説などの感想
これは少し受け売りにはなりますが、漫画や小説・ドラマなどの感想を書くのは、ネタ切れに対する必殺技のようなものです。
私としては、ドラマやアニメを一話ごとに感想を書くのは、なんだかズルいというか、かさを増しているだけにも感じます。とはいえ、本当に上質なドラマなどでは、細かい所にも芸が効いていますし、それを読み切れるだけのリテラシーがあるのなら、1話ごとに感想を書いていても、良い記事を書けるでしょう。
私なんかはまだまだ鈍い方で、インターネット上で行われている議論や、Wiki系の辞典で見て、初めて物語に織り込まれた隠喩に気付いたりしています。
こういうと、最新のドラマや流行を追いかけないといけない気がしてしまいます。確かに、最新話のレビューを最新話が終わってすぐアップロードすれば、SEO的にも評価される部分はあるでしょう。
しかし、別に最新の物を追いかける必要はないと思います。最新のもののレビューの方が、アクセス数は稼げるでしょう。ただ、ブログのネタにするためだけに映画見るってのもなんか悲しい気がします。じっくりと何度も見返して、そのたびに見つけた新しい発見に目を向けて、良い記事を書く方が大事だと思います。
どのくらい(アクセス的な意味で)効果があるとかは知りませんが、古いもののレビューでも良いと思います。
このゲームのレビューですが、「発見当時すでに古かったタイトルを数年がかりで発見し、数年かけてチマチマ遊び、記事にした」物です。(調べたら初版から20年近く経ってました)
いつになっても良い物は良いものです。特に、ゲームや書籍、アニメ、漫画、音楽といった創作物は良いものです。
小説なんて著作権が切れて、誰でもタダで読める古典もあります。古いからと言ってブログのネタにしちゃいけないなんてことはありません。(アフィリエイトで売れないとか言う金の亡者には向きませんがね)
今でもたまに古い本の評論とか出てますよね。それと同じような物だと思えばいいのです。
いかんせんゲームの場合は、遊びたいと思ってもらっても、本体がないとか言うことも起こってしまいます。なので、読んでもらっても、がっかりさせてしまうこともあるかもしれませんね。(PS2が現役の我が家がおかしいというのもありますし)
そう言った側面から言えば、古い物をレビューするのは、気が進まないという人もいるでしょう。
そこを気にする人は誰でも見られる(例えば、NetFlixにあるとか、Blue-ray化されている)映画などをレビューすると良いでしょう。
ですが、上述のゲームは、漫画版が復刊して、手に入りやすくなったりと、ずっと待っているとたまに嬉しいこともあります。そう言う意味でも、愛着の持てる作品については、初版が古いとか、そんなこと気にしないでガンガン布教していきましょう。
主題とはずれてるけど役に立ちそうなこと
少しだけブログの主題からずらしている内容を書く際のテクニックです。
特に、ソフトやアプリケーションの操作法の解説などが、(他の記事ではそんなこと一言も言っていないのに)入っていると、結構アクセスに効いてきます。
「○○の操作法」のような記事は、1つでもいいので、画像なども入れて、とにかく丁寧に作ってみましょう。
内容が他の項目とずれている場合でも、臆せず書く方がいい場合があります。(ブログの世界観を大事にしたい人は止めましょう)
普段は速効視界から消すような「痛いオタクブログ」でも、きちんと操作法が書いてあれば、その内容をしっかり最後の方まで読んで貰えるでしょう。
私は細かいソフトの使用法などを検索して、普段接することのないようなカメラを中心としたガジェットのブログにたどり着いたこともあります。
そのため、もし、少し時間があって、ほかのことにも手を出す余力があるのであれば、気乗りしなくとも、より便利にソフトを使うための勉強をしてみてください。そして、それをブログに書いてみてください。
操作法の説明の記事を書くと、画像と文字を組み合わせて説明をするという手法についての勉強にもなります。
ブログは文字中心の媒体です。私もブログの記事は文字が多めになってしまいます。しかし、文字だけではなく、動画や画像を上手く組み合わせて、よりおもしろいブログを作ってみるというのもいいのではないかと思います。
操作法の説明では画像をふんだんに使うので、その練習やきっかけになると思います。
ネタ切れにならない極意:インプットを増やす
とにかく、何でもいいので、インプットを増やしましょう。別に、大したことではなくても良いと思っています。
インプットと言って多くの人が想像する、プログラムや資格の勉強のような大ネタになると、ブログの記事にするのには少し時間がかかってしまいます。
むしろ、多くの場合ブログで避けろと言われるような、今日のご飯、のような話くらいでも、ブログに書いてやると意気込んでいた方がいいくらいです。
ドラマなどの感想を書くというところで話した通り、人間はインプットすることに意識を向けて物事を見ることで、今までと同じものを受け取っていても、自分の中に入る情報量は格段に違ってきます。
なので、同じようにご飯を食べるにしても、より分析的であることを意識して食べるようにしましょう。別に食事に興味がない人は、ドラマでもいいですし、散歩道でも、何でもいいのです。
そして、ある程度、記事に余裕が出てきたら、そこで、大きなネタにチャレンジしてみましょう。ブログに加えて、ほかのことまでしなくてはならないのは大変でしょう。
ですが、頑張ったこと、気づいたことを即座にアウトプットできるのがブログの楽しみです。
ただ淡々と勉強(インプット)をこなしていくよりも、きっと楽しいですよ。