ここ最近、少し昔のことに気持ちが引きずられて、思うように精神をコントロールできない日々が続いていました。
「過去の栄光」ってほどじゃないですが「良かったあの頃に戻りたい」みたいな気持ちでついつい過去のことに思いをはせてしまい、ノスタルジーに浸りたがっていました。
ただ、その根底にあるのは、現状に対する不満であり、今を何とかしたいという思いを抱えているのだと思います。
その解決法としてどういう物が正しいのかわからなくて、自分が今までやってきたことの中で、不満が少なかった時代を再現しようと躍起になってしまっているのだと思います。
その過去を追い求めること自体はそこまで否定することではないとは思います。ただ、それだけに囚われてしまうと、前に進めなくなってしまいます。
なので、ここはまず一つ、新しい何かを始めることで不満だらけの現状を打破してみたいと思いました。
悪い例：ゲームをする
不満や不安だらけの現状から目を背けたくて、とうとうゲームを購入するに踏み切りました。
ゲーム自体は楽しいのでいいのです。色々と新しい発見もあり、楽しめています。ですが、それでも、私の根底にある不安や不満を解決してくれるわけではありませんでした。
そもそも、私の不満の根底にあるのは将来の不安や孤独です。ゲームは孤独を紛らわせることには多少役立ちはしますが、将来の不安に関してはノータッチです。
むしろ、将来の為に使う時間を奪ってしまうという意味ではマイナス効果があるとすらいえます。
現状やっているのは『ゼルダの伝説 BoW』で、それ自体は非常に楽しめています。ゲームやりたいがために結構、夜更かししてしまって、日中壮絶に眠いということはありますが、楽しめていることは事実です。
なので、ゲーム自体はこれからもプレイを続けていきたいとは思っています。ただ、ゲームはゲームとしてやるにしても、ゲームで気持ちをすっきりさせたうえで、他のことにきちんと取り組めたらいいなと思っています。
私はゲームをやっている間は比較的無心になってプレイできるのですが、それで気持ちがすっきりするかと言われると微妙で、実際のところ、さほどスッキリしないというのが現実です。
なので、どういう風にゲームと向き合うべきかと言うことも考える必要があるのかもしれません。
小説を書く
小説を書くこと自体は全く持って目新しい事ではありません。ずっと昔からやっていることではあります。
ただ、最近は完全に小説を書くことを止めてしまっていて、何も書けていません。
小説を書くこと自体は好きで、今でも将来は小説を書いて暮らしたいと思っているほどです。ですが、ここ最近は「本当に自分の小説は面白いのか？」という疑念の方が強くなって、小説を書くことからも遠ざかるようになってきてしまいました。
何が面白くて何が面白くないのかは、最終的な完成形を見てみない事には分かりません。なので、まずは一つ仕上げてみることが大事なのかもしれないとも思っています。
だから、少し肩の力を抜いた作品として『防衛圏のクルス』を書き始めました。
ただ、その作品も、あんまりに反響が無い物だから更新が滞っております。更新だけでなく、筆も滞っており、書けない状態のまま1か月ほどが経とうとしています。
「これって本当に面白いのか？」という気持ちと向き合い続けながら創作を続けることは本当に大変です。過剰なたとえ話になるかもしれませんが、耳元で悪口を言われながら創作を続けているようなものです。
そんな状態で創作していても、小説の世界にどっぷり浸かることはできず、それが作品作りに悪影響を及ぼしているような感覚です。
小説を書くというのは、すべての光景を思い浮かべて、その中で必要な情報を取り出して書く、意外と制約の強い媒体です。
なので、自分で自分を追いつめるような問を投げかけていると、脳の容量の無駄遣いになってしまい、小説そのものの出来が良くなくなってしまうという悪循環が出てきてしまいます。
それでも、何とか手を変え品を変え、書けなくなったら次の別の物を、飽きてしまったら別のネタで何かを常に書き続けようと思っています。
人間生きていれば、何かに影響を受けるものです。若いころには、その影響が負の影響だった時には小説の方に吐き出していました。今はブログになっています。
今は、むしろプラスの影響を受けた時、作品を書きたくなります。
こんないいものがこの世界にあるのかと思うと、矢も楯もたまらず小説を書きたくなります。そして、その時にはとてつもなく大きく、その作品の影響を受けた作品を書くことになります。
最近は、少しずつアニメを見るようになって、感じることも増えてきています。これらをきちんと創作の方にも生かしていきたいと思いました。
絵を描く
これもまた決して新しい試みではないのですが、ここ最近ご無沙汰になっているので、久々にやりはじめたらどうかな、と思い始めたことです。
丁度1年ほど前に少しだけオンラインのお絵かき教室を受講して、色々と学ぶところがありました。ただ、それもほんの少しの間だけで、ここ最近は、小説と同じく、自分の絵を描くスキルの低さにうんざりして描くのを止めるようになってしまいました。
せっかく描くなら上手に描きたいですし、上手に描けるに越したことはありません。ですが、上手に描けないと苛立つというのは少しやり過ぎな気もします。
不安な気持ち、焦る気持ちがあるというのは分かるのですが、もう少し自分を許してやりながら描くことができるようになればな、と思っています。
ここまで自分を追い込んでしまうのも、ある意味で、ストイックなことだと解釈できるのですが、一方で、何処をどう改善したらいいのかと言うことに対する具体的な案が無いために、「なんかクソ」みたいな感じを抱えて悶々としているだけです。
かといって、誰かにアドバイスを貰うのも恐ろしい、という気持ちがあり、滅茶苦茶に悪く言われてしまったらそれだけで立ち直れないんじゃないかと言う気持ちもあります。
ただ、「新しい何かへの挑戦」というのだから、そのくらいの覚悟を持って何かに挑戦する必要があるんじゃないかとも思います。
なので、まずは1枚何でもいいので力いっぱい絵を描いて、誰か絵の添削を行ってくれる人を見つけて、その人に有料でもいいので絵の添削をお願いしてみるというのもやってみようと思います。
音声配信をやってみる
音声配信はいつかやってみたいと思っています。生憎今はそこまで環境が整っていないので、やれていないのですが、無理やりやろうと思えばやれなくもないです。
ただ、結局話す内容は、今ブログに書いていることとほとんど変わらない、自分の悩み垂れ流し配信になってしまうと思うので、そこまでやる意味はないのかな、と思ってしまいます。
それでも、しゃべることでよりすっきりして、「こんな悩みわざわざブログに書くほどのこともないな」と思って、ブログにもっと他のことが書けるようになればいいかなとは思っています。
キーボードで入力するよりも、声に出したり手文字に起こしたりした方が、気持ちのリフレッシュにはなりそうなので、そういうメリットも期待して音声配信をやりたいとも思っています。
本を読む
今まではどちらかと言うとアウトプット系の話でした。今度は逆にインプットすることを新しく始めてみようという話です。
今の私にとっては何かをアウトプットするよりもインプットする方が難しく感じます。
アウトプットしていれば、とりあえずは「何か形ができている」ので、自分の目指すもの・成果に繋がっているように感じられます。
一方で、インプットするというのは何の形にもなっていないので、何の成果にもつながっていないように感じられ、不安に駆られてしまいます。その焦りのせいで、本を読んでも勉強にならず、本の内容がどんどん頭の中をうわっ滑りしてしまいます。
ただ、本を読んでも内容が頭に入ってこない程度ならいいのですが、仕事での不注意で何かを度忘れしてしまう、何かを気に留めていられなくなる、と言ったことがたびたびあるので良くありません。
それを修正する意味も込めて、集中して何かをインプットする訓練として本を読むことをやってみようと思います。
つい最近までは、本当に焦っていて、「アニメなんか見ている場合じゃない」ぐらいに思っていたのですが、見始めて見ると週に数本見るくらいなら十分に時間を確保できましたし、なんならブログのネタにもなって、ブログを書くときに迷わずに済んだので得になりました。
その意味も込めて、本を読むこともしっかりやっていこうと思います。
終わりに
今回も今後色々やっていくことをつらつらと書いてみました。といっても、最近はこういうことをしてもほとんど実行できないまま終わってしまい、同じようなことを別の記事で繰り返しているような気がします。
なんなら、新しい事をしっかりやれるのであれば、ブログの更新を止めて時間を確保してもいいのかもしれないとも思いました。
ただ、今までの傾向から考えると、新しい事を言い訳にブログの更新を止めたけど、結局、何もしないで時間を浪費してしまう、ということは大いにあるので、それだけは避けたいな、と思っています。
なので、現状、ブログの更新だけは意地でも続けていこうと思っております。
