今週のお題「わたしのプレイリスト」です。
私は作業用BGMとして猛烈にYoutubeを使用しています。
とりわけ、アニメやドラマ、ゲームと言った作品のオリジナルサウンドトラックは特に私の好むところであり、Youtubeで日々、良いサントラ曲が無いか探し回っております。
それが、新しいアニメや作品との出会いのきっかけとなることも多々あり、これがますますサントラ巡りを止められない理由になっています。
ただ、Youtubeで音楽と言うと、不正アップロードされたものが多いのも事実です。ところが、最近では、公式がYoutubeにサウントドラック音源をアップロードしてくれることも増えてきています。
主題歌やエンディングテーマ曲のMVやPVのアップロードはここ最近、当然の様に行われているので、もはや皆さんもご存じかと思われます。
ただ、オリジナルサウンドトラックはまだまだ地味な印象もありますので、こちらの普及啓発の一環もかねて、私のお勧めサウンドトラック等々をご紹介いたします。
なお、こちらで紹介している動画は、不正アップロードではなく、きちんとした権利者へと資金が配当されるサウンドトラックを厳選しております。
呪術廻戦
「2021年は呪術イヤー！」とでも言いたくなるほど、人気を博したアニメ『呪術廻戦』のサウンドトラックが全曲無料でYoutubeで視聴可能です。
かく言う私も何の気なしに視聴して、ドはまりした一人です。
曲を聞くだけで蘇る数々の躍動的なシーンに思いをはせながら聞くのもアリですし、これをきっかけに『呪術廻戦』を見てみようと思っていただけるのなら幸いです。
なお、呪術廻戦で作曲を務めた一人・堤博明さんは『Dr.STONE』でも作曲を手掛けており、そちらも同じようにYoutubeで視聴可能です。
（メインテーマ『STONE WORLD』の作曲は堤さんではなく加藤達也さんと言う方でしたが）
また、堤さんは現在放映中のアニメ『東京リベンジャーズ』にも楽曲提供をしております。今までの動向から言って、『東京リベンジャーズ』のサントラもアップロードされるであろうことが想像されますので、そちらも楽しみにしています。
澤野 弘之
次にお勧めするのが、今を時めく超人気作曲家ともいえる澤野弘之さんです。
『ガンダムUC』や『進撃の巨人』、最近では『86 エイティシックス』などの作曲を手掛けており、どれもワクワクするような楽曲ばかりです。
澤野さんは前述した堤さんとは違い、公式のYoutubeチャンネルをお持ちで、動画のアップロードもそこから行われております。
中にはMV仕立てになっているものもありますが、純粋なサウンドトラックとして画像のみの動画も多くアップされています。
『進撃の巨人』などを一度でも視聴された方は、是非このチャンネルで、澤野さんの楽曲に、サウンドトラックと言う世界に足を踏み入れてみてください。
アークシステムワークス
お次に紹介するのはゲーム制作会社『アークシステムワークス』さんのチャンネルです。主な作品には『Guilty Gear』、『Blazblue』などがあります。
『Blazblue』シリーズはすでに完結しており、最新作『クロスタッグバトル』が出たのも数年前のことですが、『Guilty Gear』シリーズは今でも新作が作られている作品です。
こちら2タイトルの楽曲は殆どの楽曲がアップロードされており、石渡大輔さんのロックなミュージックが楽しめます。（『Guilty Gear』最新作の楽曲がアップロードされていないのは残念ですが）
作品ごとにプレイリストが作られているのも特徴で、シリーズファンにとっては、「あの作品のあの曲」と言うのを探しやすい嬉しい仕様になっています。
One Step From Eden
お次に紹介するのはインディーズゲーム『One Step From Eden』です。
『はがね（チャンネル名：Steel plus）』さんによって作成された楽曲は『One Step From Eden』のテクノロジーとファンタジーの共存する崩壊後世界（ポストアポカリプス）な世界観をよく表現しております。
また、テンポは比較的抑えめに作曲されているので、作業用BGMとしてもうってつけ。はがねさん自身は他のゲームの作曲もしており、そのほかの曲も聞いていただきたいのですが、『One Step From Eden』の曲は一押しなので、是非聞いてみてください。
日本ファルコム
トリを飾るのは『日本ファルコムサウンドチーム』です。
日本ファルコムはゲーム会社として『軌跡シリーズ』『イース』など数々のRPG作品を世に送り出している会社です。
その傍ら、古くから音楽の使用許諾を非常に緩くしており、10年以上、フリー音楽素材よろしく様々な動画で使用されてきた歴史があります。
そのため、Youtubeへの楽曲アップロードも積極的に行われております。
私はこのBGMを個人視聴する以外の目的で使用したことはないのですが、古くから（主にカードゲーム界隈を）盛り上げてきてくれたファルコム様には頭が上がらないと言ったところです。
だからこそ、トリに持ってきて、すこしでもファルコムの知名度アップに貢献出来たらな、と思っております。
でもやっぱり最後はASMR
私は作業用BGMを探してYoutube巡りを始めたことは冒頭でお話しした通りですが、その作業用BGMとして最終的に最適なものとして選ぶのが『ASMR』です。
『ASMR』とはいわゆる環境音のことです。例えば、勉強をするならば、まったくの無音よりもカフェなどの多少ざわついている環境の方が良いという話を聞いたことはないでしょうか。
そういった環境音を流してくれるYoutubeチャンネルがいくつもあるのです。
中でも私が気に入っているのは『Sound Forest』と言うチャンネルです。
ちょっとしたイラスト、アニメーションなどがついていて、コメント欄にもあたたかなコメントが行きかっていますので、コメントを見ながらホッと一息つく、などというのも意外と楽しい物です。（作業用BGMの趣旨からは思い切り反しますが）
終わりに
今週のお題「わたしのプレイリスト」から「Youtubeでの公式配信されてるサウンドトラック」をご紹介して見ました。
アニメやゲームのサウンドトラックは結構色々な番組で用いられています。（例えばNHKのドキュメンタリーや、民放のニュース番組など）
なので、サウンドトラックを知っていると、テレビが百倍面白くなるので、是非サウンドトラックの世界に足を踏み入れてみてください。
最近はYoutubeでも、合法的に無料でサウンドトラックを視聴することが可能なので、良い時代になりました。
ですが、本当に気に入った曲のサウンドトラックは購入していただくことで、製作者により還元されます。（私もここでご紹介した楽曲の含まれるサントラをいくつか買っています）
私の記事がサウンドトラック業界、ひいては日本の音楽業界が元気になるきっかけとなれば幸いです。
