ここ最近、漠然とした不安ですが、自分が社会人として不適格であるということに思い悩み始めました。
ずっと前から会社に貢献できていないことに悩みを感じてきてはいたのですが、部署の異動を経て、その思いが強くなってきました。
会社が稼ぐことに貢献できていない
4月1日に異動をしました。それ以前は自分にできる仕事が一切なかったことで、ただ悶々と毎日を暮らしていました。その頃は、ただプレッシャーや恐怖に支配されて、何も考えることができない毎日を送っていました。
今はとりあえず指示された事柄をこなして暮らしています。ただ、異動先はコストセンターであり、仕事も基本的には、先輩と組んで、先輩の指導を受けながら行っています。
私はこの現状に対して苦痛を感じるようになりました。というのも、コストセンターに居ること自体が利益に貢献していないのに、そこで、役に立つのか立たないのかよくわからない簡単な作業だけして、給料を受け取っているからです。
以前と比べれば、やれと言われたことをやっているだけまだマシなはずです。なのですが、給料に見合う働きをしているかという悩みについては、現在の方が悩んでいます。
少し前までは、給料泥棒と言われながらも、あまり悪びれもせず、暮らしてきました。それは自分に責任が無いと思っていたからでしょう。環境を言い訳にして、自分が仕事をできないのは、仕事を与えられない周囲に問題があると思っていたからでしょう。（そうやって考えてしまう時点でかなり良くないのですが）
今も会社に在籍してはいるものの、会社の利益に貢献はできていません。
技術系の会社にいるにもかかわらず、技術を身に着けることもなく、会社の利益に貢献できているわけでもない。この状態に今は苦しんでいます。
今の私は先輩に庇われて、会社の誰かの稼ぎの分け前を貰って、寄生している状態です。
ただ、指示されたことをやって、誰でもできる仕事をやっています。ぶっちゃけ、私の代わりは幾らでも掃いて捨てるほどいることは痛いほどわかっています。
社会人としての基礎力不足を痛感している
そも、私自身は毎日自分の弱さを痛感しています。誰かに守られながら、誰かに庇われながら仕事をしていて、会社員としても一人前とは言い難いです。
その上、コミュニケーションを苦手とする性格からきちんと質問したり、正確に業務の内容を把握したり、誰かに事実確認をしたりということがとてつもなく苦手です。
そのことについては昨日の記事でとにかくぶちまけています。
このことを何とかしなければと思いつつ、ずるずると引きずってきてしまっているのが実情です。
もし仮にフリーランスになるのだとしても、このコミュニケーションに関する問題、他人のことを気にしすぎる性質を乗り越えなければ、生きていても苦しいだけになると思います。
さらに、きちんとした質問が出来ない事は、きちんとした思考ができていない事であり、私は社会人として徹底的に基礎的な能力が欠落しているように感じる事が多いのです。
このままでは技術を身に着けて成長をするというのことが難しく、というか、そもそも自分が成長していけるのかと言う不安も強く感じており、その点についても非常に強い不安を抱いています。
自分のキャリア、自分の進むべき道について考えると、かなり悩んでしまいます。
誰かから正当な対価を受け取りたい
会社の利益に貢献できていない事への悩みは前述の通りです。その悩みは突き詰めて言うと、「成果を提供して利益を受け取りたい」
自分も社会人の一人に加わり、正当な労働の対価として、報酬を得るという行為を行いたいという思いを実現すること。そのために私は頑張ってきたのかもしれないと思いました。
そう考えると、会社の業務も副業も別物として切り分けて考えることなく、1つの目標としてまとまる気がしました。
今の私にとっては、会社で働くことも副業もどちらも大事です。それはどちらも「価値を提供してその対価をいただく」ための行為だからです。
そう考えると、どっちも大切で、どっちも真剣に取り組まなくてはならない事だと思えるようになります。
なんだかよくわからないけどお金がざぶざぶ湧いて来るというよりは、自分にもできることがあるんだと思いながら、それに対する正当な対価を受け取る方が、私の望みに近いのだと思います。
その上で、その「自分にもできる事」が今「自分がやりたいこと」と一致していれば最高だとも感じます。
やりたいことを追いかける為に、お金がざぶざぶ湧いてくることを夢見て、投資をしているのも事実ではあります。ただ、それだけだと、自分の価値が保有資産でしか計れない人間になってしまいます。それは嫌です。
心の余裕が出てきたからの悩みでもある
ただ、考え方を変えると、それだって、心の余裕が出てきたから生まれた考えです。少し前には、こんなことを考える余裕もありませんでした。
4月に異動を経る前にはこんなことを考えている余裕などありませんでした。常に、自分のこと、上司から怒られるのではないかと言うことで頭の中がいっぱいになっていました。
今では、常に不安で自分の頭を埋めていないと安心できないのかと思うほど、常に不安を抱えてはいます。
それも、一応は理由があって、夢にたどり着けていないからと言うのはあると思います。ただ夢にとたどり着けていないだけではなく、夢の実現に近づけていると自分が実感できないからなのでしょう。
もし、夢の実現に少しでも近づいていると思えるならば、「周りのどんなものを利用してでも夢をかなえてやる」と思って、会社に貢献するかとかそう言ったことは一切気にしていなかったかもしれません。
そこまで夢に集中できるわけでもなく、ただ、散漫な気持ちを抱えてボーっとしていることが多いせいで、こういったことになってしまったのかもしれません。
終わりに
社会人として未熟な自分への思いを綴ってみました。
私は大卒でありながらも、きちんと社会で「働く」ということを実行できぬまま、社会人3年目になってしまいました。
学歴や職歴の面だけで比べてみると、私よりも劣っている人がいるとしても、必死で生活を成り立たせようとしている、家族を養おうとしている人の方が社会人としてよっぽど立派に暮らせていると感じます。
そう言った人に見劣りしないよう、自分もこれから頑張っていきたいと思います。
