シンプルで、悩みの無い生活に憧れたりします。
現状、私の生活は結構色々なことがあって、つい色々と思い悩んでしまいます。
むしろ、この現代社会が複雑に出来上がっていて、悩みを生んでしまうようにできていると言っても過言ではないと思います。
悩みのないシンプルな暮らしとは
私が「こういう生活ってシンプルだろうなぁ」と思うのは、大抵は発展途上国みたいなところでの話を見かけた時です。
例えば、
と言うサイト。
ここでは心温まる外国人とのやり取りが描かれています。彼らは貧しいですし、手に入るものも決して多くはない物の、のほほんと暮らしているように見えます。
また、もう一つの例としては
『今日ヤバい奴に会った』というYoutubeチャンネルで投稿されるインドの飲食店の料理人を見ているときにも、なんとなくシンプルでいいなあと思ったりします。
私自身、発展途上国に言った経験があり、こういったきれいなお話ばかりではない実態もそれなりには分かっています。
そこでは、貧困や格差、激しい気候から十分に身を守れるだけの家や設備が無いという現実も肌で感じたことがあります。
インドなんて衛生観念が日本と比べてあまりに段違いで、路上で用を足すのが当たり前の世界です。
なので、「インド人はいいなぁ~」なんてのんき言ってられるのは上っ面だけをみた浅はかな感想だと言えます。
ただ、それでも、何かを得ようと必死でもがいてはいるものの、それが手に入らず、悶々とし続けたり、自分の無力を噛みしめたり、とにかく現状に不満があるけれど、それを発散しきる方法を見いだせないまま暮らしているこの生活に比べれば、数段マシに見えます。
飲食店という人に必要とされる仕事をして、曲がりなりにも誰かの役に立てていることがうらやましくも感じたりします。
そんなに飲食店がうらやましいなら、自分で経営でもしろと言う話ですが、そう言った選択を取ろうとしても、今の私には「将来の不安」「収支の不安」が付きまとってきて、結局、何もできないままです。
異世界転生しても、知恵も勇気もないから、結局、異世界で皿洗いのバイトだけしているという漫画がTwitterでバズったことがありましたが、それと同じような物です。
結局、インド人にどれだけ憧れ、自分がインド人になってインドで生活するとしても、自分が自分であり続ける以上、現状と何も変わらないと思います。
将来は農業に何らかの形で携わりたいとは思っていますが、それが実現するのもいつになるのやらと言った感じです。
要は悩みたくないだけなのでは
悩みがなく、目の前のことに邁進していればいい。それはすばらしい生活だと思います。
私にとっては、そんな生活が望みですし、だからこそ、お金を貯めて早期リタイアをする。早期リタイアの為に、ブログを書いて副収入を得てやろうというのが全ての始まりだったはずです。
ところが、結局、それ以前に自分の無力を思い知り、ブログは自分の愚痴を吐き出すだけの場所と化し、収益どうこう以前の話になってしまいました。(それでも全くの無収益というわけでもないのが本当に運がいいと思いますが)
大企業に入社した私を見て、多くの人は安泰だと思ったでしょう。私も入社当時は少なからずそう思っていました。しかし、色々な形で会社の仕事に適合しきれず、精神を病み、最前線から退き、今は事務仕事をしている自分を見ると、不安の一つも覚えます。
同期で同じように入社した仲間たちは勉強し、技術を身に着け、手に職を着けようとしています。ところが、私は事務系と言う何の勉強も要らない、ただ、目の前にあるタスクを片付けていくだけでいい仕事をしています。
キャリアアップなんてものとは程遠い生活を送っています。
自分で選んでここにいるとはいえ、長くこの会社に居続けられるという安心感は、とうの昔に消え去ってしまいました。
いつここを去らなければならないことになるのだろうかと会社で思うことも数回ではありませんでした。
そんな風に悩み過ぎてしまう私はとにかく目の前にある悩みを放り投げ捨てて、何の不安もなくただ、目の前のことをやっていればそれだけで死ぬまで生きていけることを見つけたいと思っています。
いわば「死ぬまでの暇つぶし」になる何か。あるいは「命さえかけられる喜びを与えてくれる」何か。そういったものを見つけられたらと思っています。
ずっと小説やイラスト、創作活動がそれに当てはまるものだと思っていました。
でも、周りから評価されないことに焦りはじめ、次第に自分の中でも、何が悪いのかはよくわからないが何かが悪いというように感じるようになってきました。
会社の時もそうでしたが、「何を直したらいいのかよくわからないけれど、何かを直す必要がある状態であると認識している」と言う状態です。
これ結構辛い状態で、正体不明の何かに追い回されているような気分です。何かが確実に居るということだけは分かるのに、その何かが何なのか全然わからない。
そんな状態で、会社も、ブログも、小説も、イラストもなんだかどれもダメダメに見えて、逃げ出したくなってしまっています。
そんな状態から、どうやって悩みをなくし、目の前のことに全力でぶつかっていけばそれだけで成功できるようになるのか、まるでわかりません。
終わりに
結局、今日もタイトルと最後の部分で言っていることがかけ離れたことになってしまいました。
これだからいつまでたってもブログが成功しないというのは分かっています。
ですが、それでも、こうしてただ何かを吐き出しているとスッキリするのも事実で、すっきりするからか、筆も(正確にはキーボードのタイプも)進みがいいです。
昔は小説もこれ以上の勢いで書けていたな、と思うと年を取ったことを自覚します。
本日はこれくらいにしておこうと思います。