ドムストの雑記帳

全然器用に生きられない私の真面目な事、勉強の事、お楽しみの事を書くために開設したブログです。

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メンタルを整えるための自己受容

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 人生では辛いことがたくさんあります。私も毎日毎日、辛い事や恐怖を感じて暮らしています。

現実を変えるにはとても大きな心のエネルギーが必要で、心のエネルギーは「自分はできる」という自己肯定感から生み出されると言われます。

 

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たしかに、自分はやれると信じることは大切ではあります。ですが、本当に落ち込んでいる人にとっては、それすら難しいこともあります。

 

言葉で「出来ると信じる」ということは簡単なのです。しかし、ふとした瞬間に、躓いてしまうと、あっという間に信じられなくなるというのはよくあることです。しかも、自分でそれに気づかないままに、

 

 

 

 

『自己受容』の考えを取り入れよう

 

先日、偶然見つけた自己受容という考えについて、偉そうなことをつぶやきました。

 

細かいことはすっ飛ばして説明すると自己受容とはあるがままの自分を受け入れるということです。 

 

「自分はダメ人間だから」とか「自分は成長しなきゃいけない人間だから」と言って、あるがままの自分から目を逸らそうとする人もいますが、それはむしろ事態を悪化させます。

 

今の自分を変えたいと思っている人ほど、今の自分を知り、受容することが必要だと思います。

 

 自己受容においては、自分の欠点だろうと弱点だろうと「そういうものもある」と認めることが必要です。

 

自分は恐怖心に巻けて先送りしがちだとか、仕事ですぐに「できない」と思ってしまうとか、他人と比べて落ち込んだり優越感に浸るとか、認めづらいことも、自分の性格・行動の一部として認めるのです。今述べた2つはいずれも私自身のことです。

 

長い目で見れば明らかに損なことであっても、目先の恐怖や欲求に囚われて、長期的にそんなことを選択してしまうことは多々あります。

 

それは改善した方が良い事であるということは自覚しています。ただ、そのことに対して徹底的に目くじらを立てて、改善改善と言うことを強いていると、自分に対して嫌気がさしてきてしまいます。

 

 

 

認めるというのは評価しないということ

 

自己受容において最も大切なのは、「自分はこういう側面があるんだな」と思った時、それを良い事とも悪い事とも考えないことです。

「だからどーだっていうのよ」というレベルの感覚でまずは大丈夫です。

  

存在を認知する、認めるということで、私が一番大事だと考えているのが、評価しないことです。

 

人間、何かが目の前にあると、すぐ善悪や良し悪しを評価してしようとしてしまいます。その評価がいい方向に働いているときもあれば、悪い方向に働いてしまうことがあります。

 

気持ちが落ち込んでいる人ほど悪い評価を下しがちで、むしろ、悪い評価を下し続けているから気持ちが落ち込むとも言えます。

 

 

切羽詰まっている人間ほど、自分の性格・行動・判断に細かく正誤をつけて、とにかく正しく生きようとします。確かにその状況から一刻も早く抜け出したいと思うならば、正しくないことをして、更に悪い方向に進みたくはないでしょう。

 

しかし、常に自分を評価し続けるからこそ、とても苦しい思いをすることになってしまうのです。

 

 

 

スモールステップで進める

 

スモールステップで物事を進めるというのは、何かを始める時に、出来るだけ物事を細分化して、それを1つずつ進めていくことです。

 

「とりあえずこれだけ」で始めようというのを聞いたことがあるかもしれません。

 

気の進まない勉強でも「とりあえずノート開くだけ」「取り合えずペンを持つだけ」「とりあえず一問だけ」と、細分化して、とりあえず進めていこうという考え方です。

 

これを、気乗りしないのにいきなり「問題集10ページやろう」と思うとハードルが高すぎて、まずそもそもやる気が全く湧いてこないという一番良くない状態になってしまうわけです。

 

このスモールステップというのは、細分化すればするほど、威力を発揮してくれます。

細分化しまくると、

 

 

自分の感情に無理強いをしない

 

もし「いやだ」と思う物があれば、「そうか、自分はこれが嫌なんだな」と思うことも、自己受容の一つです。

 

嫌だけどやらなければいけない事、というのは確かにあります。でも、「いやだけど頑張ってやってる」のと「いやだという感情を無視しようとする」のは大きな違いがあります。

 

自分の感情は、無視しようとすればするほど、大きくなってきます。恐怖は、恐怖の対象から目を背けようとすればするほど大きくなってきます。

 

恐怖から目を背けないためには、自分の感情に無理強いをしなければならないと感じることもあると思いますが、恐怖の対象を恐怖の原因であると認識するところから始めるべきです。

 

何が自分にとって恐ろしいのか、なぜそれが自分にとって恐ろしいのか、そういうことを考えて、それを否定したり、無理に恐怖を抱かない様にするだけでも大分変ってきます。

 

終わりに

 

少し短くなってしまいましたが、メンタルを整えるための自己受容いかがだったでしょうか。

 

何においても自己受容をすることは大事で、自分で自分を受け入れてからすべてが始まると言っても過言ではありません。

 

皆さんも、自己受容を進めていくことで、よりよい人生を実現していってください。