『アニメ僕のヒーローアカデミア 89話』の感想です
ついに始まったシーズン5。
先のシーズはエンデヴァーの死闘と言う結構中途半端なところで終わってしまいましたが、その後、どうなるのか。
そして、新期視聴者向けに説明シーン等は入れられるのか。期待の一話です。
あらすじ
第1位ヒーロー・エンデヴァーによる先日の死闘で盛り上がる1-Aの面々。
ホームルームが始まりかけたところへ、襲撃を受けた想定で、1-Aの緊急訓練が開始する。ヒーローコスチュームに着替え、現場へと赴く面々。
それぞれの個性を活かし、事態を収束させようと動き出す。偵察を行う者。現場へと仲間を輸送する者。消火活動を行う者。救出活動を行う者。ヴィランと戦う者。
今回、敵役や被害者役を買って出てくれたのは、BIG3とも称される3年生の3人だった。
最終的に、乱入した爆轟の勢いもあり、クラスの皆ごとヴィランもふっ飛ばされ、無事（？）訓練は終了したのだった。
一方、エンデヴァーは死闘で深手を負ったことで、病院で治療を受けていた。死闘の直後、ホークスが助けに駆け寄ると、さらに、そこへ、荼毘が姿を現す。
さらにその後、病院で眠るエンデヴァーをよそに、ホークスは荼毘と密会を始める。すべてはまるで、エンデヴァーと荼毘によって仕組まれていたかのように。
新章開幕
漫画ではアニメの区切りとは無関係に、エンデヴァーがらみの話が進んでいきます。ですが、アニメでは、シーズン5の第1話目ということで、初見さんへの配慮として、1年A組の紹介も兼ねた訓練編が挟まりました。
次回予告では、先日行われたエンデヴァーの戦いと、その時にその場にいたホークスを巡る不穏なエピソードが次回に来ることからも、原作ではその辺りの話の続きだったのでしょう。
ただ、アニメでは、諸事情から、エンデヴァー編（仮称）の途中で切れてしまったので、この1話目は、原作を追っている人からすると不要な1話に感じられたかもしれません。一人一人の個性やヒーロー名などを一々説明されるのは、「もう知ってる」と言う気分になったかもしれません。
説明が多かったために、話としての展開はゆっくりでしたし、ストーリー的な進展はほぼ皆無でした。あらすじもすっきりしていましたし、ストーリ的に中身が無いと言ってしまえばそれまででしょう。そのため、連続視聴をしている人にとっては勢いで飛ばしてしまってもいいような一回になるでしょう。
ただ、リアルタイムで追いかけていると、待ちに待った新章の開幕を告げる1話となっている感じがしました。
アニメ勢の私は登場人物の皆の事を忘れたわけではありませんが、説明してくれて、結構ワクワクしました。
この紹介やストーリーの説明は、新期視聴者向けに入るだろうと思っていたため、この展開は、いわば想定内でした。
最初に、エンデヴァーの死闘の回想が入った時は、「何事もなく進める気か？」と思ったのですが、それは思い過ごしで、訓練編による皆の紹介があった時にはむしろホッとしました。
エンデヴァー、ホークス、荼毘の個性等の解説はありませんでしたが、次回以降入ってくるのか、ちょっと気になるところですね。
漫画版になかったシーンを差し込むことになるので、テンポとの駆け引きになりそうなので、そこは少し気になるところでした。
終わりに
今回はシーズン5の第1話ということで、登場人物紹介に時間が割かれたため、感想として描くことができることも少なめでした。
次回以降は2話からいきなり不穏な空気が漂っておりますし、ストーリーはいきなり進んでいくことになりそうです。
次週も楽しみにしていきましょう。
