ここ最近で私にとっては一番良いニュースを聞くことができました。
血液検査の結果が改善されていた、と言うニュースです。
子供のころから食べるのは好きだが動くのは苦手と言うタイプでした。おかげで長らくやや太めだったのですが、一見してデブと言うほどでもなかったため、さほど気にしておりませんでした。
ところが、入社直前から健康診断で血液検査されるようになると、値が結構悪く、医者から「脂肪肝ですな」と言われる始末でした。それでも「さほど重症ではないです」とのことだったので、毎年健康診断の結果を持ち込んでは、同じことを言われるだけでした。
それでも、コロナの影響で家に引っ込んでいたところ、物の見事に太り、経過観察ということで、定期的に医者にかかることになってしまいました。
それから数か月おきに医者に行っては血を抜かれていたのですが、今年の2月、「数値が殊更悪化している」と言われ、「このままなら投薬も考えよう」と言われておりました。
その次の採血の機会が前の土曜日のことで、今日はその結果を聞きに行きました。
緊張しがちな私は、投薬治療の開始の覚悟を決めて医者の所に行ったのですが「今までで一番いい」と言う結果を受け取ることができました。
2月に結果を受け取った時には、正直、自暴自棄にもなりかけておりました。それでも、そこから何とかできたということの達成感はそれなりにあります。
年頭に「ダイエット!」という目標を掲げました。でも、2月の段階で、前より太ったということで、さっそくマイナスからのスタートになったのはショックでした。
それでも、なんとか色々な数値は改善されたことを、今は嬉しく思っています。(体重は変わってないけど)
やったこと
数値を改善する為に、あまり大きく何かを変えたつもりはありませんでした。
ただ、生活に組み込めるだけのことを地道に積み上げていくという感じで、やって行きました。
以下に並べるものは「多分効果があったんだと思う」というようなものです。それ以外にも色々やってはいますが、たぶん、あまり良い効果はなかったと思うものは除外しています。
1.週末は散歩
3月ごろは少し寒いなりに、外出しやすい気候だったので、それにかこつけて週末は歩くようにしました。
秋ごろには週末で歩くようにしてはいました。ただ、年明けに出不精だったことと、繁忙期だったので、一緒に出掛けてくれる友人もおらず引きこもったところ、見事に運動の機会が減りました。
さらに、正月に餅ばかり食っていたせいで太ってしまい、70kg後半だった体重が80kg台に到達してしまいました。
なので、関東の冬を目いっぱい楽しまんとばかりに、電車に乗ってどこかに行っては、そこから歩き出しました。
レインボーブリッジを徒歩で渡ったり、東京タワーから六本木~表参道まで歩いたり、とりあえず都内を色々と歩き回りました。
歩き回って、腹が減ったので結局出先で飲み食いしたりもしましたが、その分また歩き直せぐらいの感覚で歩いていたのが、功を奏したんだと思います。
2.ジムに行く回数を増やす
今まではずっと週に1度行くということが多かったです。
もうちょっと増やそうということで、無理をしない範囲でとりあえずジムに行ってできることをやるということにしました。
週1、土曜日には必ずジムに行き、日曜日、予定がないなら午前中はジムで有酸素運動をしました。その時、例えばバイクを漕ぐ程度のあまり高負荷過ぎない物にして、スマホで動画を視るということにすれば、運動するということで気が滅入ることも減りました。
本当はしっかり筋トレ出来ればそれに越したことはありませんが、筋肉痛を抱えていては十全なパフォーマンスを発揮できないので、その時はできるだけ他の部位のトレーニングをしたり、有酸素運動をすると切り替えることで、「筋肉痛があるからジムに行かない」ということを減らせるようになりました。
年度末の忙しい時期を乗り越えたので、あまり忙しくないタイミングなら、ぐだぐだ言わずにさっさと仕事を切り上げてジムに行くということも習慣化でき、良い感じです。
3.ジムに行けなかったらストレッチ・トレーニングはする
それでもジムに行けない時はあるので、その時は、ストレッチとトレーニングの中間ぐらいのことをすることにしました。
ストレッチといっても、普段使っていない部位をしっかり伸ばすと、それだけで呼吸が乱れ、汗ばむほどでした。そうなると、もう少し体を動かしてもいいかもしれないという気が起きて、そこからちょっぴりハードにスクワットやクランチ(腹筋)に挑むことも出来ました。
4.タンパク質はちょっと多めにする
いわゆる「置き換えダイエット」に相当するのかなとは思います。
たんぱく質を多めに、その分、お腹いっぱいになるから糖質は減ると言った感じです。
ただ、あまり減らすことは意識せず、筋肉痛の時にはプロテインを飲む・コンビニでサラダチキンを食べる、ぐらいの感じにしていました。
ごくたまに、プロテインとサラダチキン、あとはコンビニで売っている「高たんぱくサンドイッチ」のようなものだけで組んだ「高たんぱく飯」をすることはありましたが、それだって月に1回程度で、そんな頻繁にはしておりません。
しかも、ダイエットのためにやっているというよりは「コンビニで好きな物かって普段できないようなメニューでご飯食べる!」ぐらいの軽いノリでやってたので、それによるストレスは全くなかったです。
5.食物繊維をとる
一番効果があったようなことはこれです。
食べ物から食物繊維を増やせればそれに越したことはありませんが、私の場合は、水に溶かせるパウダータイプの食物繊維を活用しました。
私は今のところ「健美の食彩」と言う商品を使っていますが、どれも似たようなもんだと思います。(一応、食物繊維には「水溶性」「難溶性」とがありますが、それは専門的な話なので、ここでは省略します。)
これを11時ごろに暖かい飲み物に入れて飲んでいき、普通に昼ご飯を食べると言ったところです。ちょいと溶け残ったのが最後に残って甘めになったりしますが、全体に激烈に味が変わると言ったことはありませんでした。
普通の飲み物に混ぜるならこれで十分かと思います。(味にこだわる人にはお勧めできませんが)
後でもうお茶の一杯お代わりを入れると、残った分も無駄なく溶けてくれるので、ありがたいです。
食べ過ぎ防止に、午後の眠くなるのも防いでくれるとありがたい存在です。
今まではケチって1日1本でしたが、調子に乗って1日2本取り出しそうな気持でもあります。
6.水は多めに飲む
水を飲むと幸せになるし体にいい!ということで、朝起きてすぐ飲む他、とにかく飲める時には多く飲む、と言ったことを続けました。
体を動かして汗をかけば、自然と水分の摂取量も増えますので、運動量を増やす動機にもなりました。ただ、それじゃ、体内の水の総量はそんなに変わらないような気はしますが、この場合はとにかく水を摂取する行為を重視しました。
食物繊維を摂取するタイミングでも、水を飲むので、ますます水は飲む量が増えました。
割と家族の中では水を飲む量が多かったので、「水を飲み過ぎているんじゃないか」と心配になった頃もあったのですが、そんなことは昔の話で、今はガンガン飲むようにしています。
それでもまだ頑張らなきゃならない
こうやってみると、割とやったことは多いなとは思います。それでも、全然負担が増えたとは思っていません。ジムはもともと通っていたというせいかもしれませんが、散歩・ストレッチ・食物繊維はそれだけでも効果があると思います。
ただ、年頭に増えた体重は減るに至っておりません。
もし適正体重になろうとすると、ここから20kg近く落とさなければならず、相当努力が必要です。
筋肉がある分、多少重くはなるとしても、今の体型には不満があります。特に腹回りはまだまだよ分がたっぷりついているような気がしているので、ここを何とかしたいと思います。
それに、ほとんどの数値が改善しているとはいえ、まだまだ数値はアラート状態です。改善に至っていない数値も多く、コレステロールなんかその代表選手です。
なので、ここはまだまだ頑張りどころで、さらなる施策を打って行きたいところです。
日中の生活にトレーニング・ストレッチをさらに組み込んでいくこと、朝食をオートミールにしてみること、DPAサプリなどを試してみる、整体などで体のバランスをさらに整えていくこと、白米に麦を混ぜ込んでいくこと、やれることはまだたくさんあると思っています。
オートミールは、今まで朝ご飯をたくさん食べられなかった身からすると、実は摂取カロリーは増えているかもしれませんが、様々な栄養を摂取することによる効能を期待したいところです。
DPAサプリは、飲むと若干魚の油臭くなる、そもそも1日の脂質の摂取量を増やしていることになることなどを踏まえると、運動量を増やすことは絶対必須です。
朝散歩をさらに効率的に生活に取り込み、有酸素運動としてしっかり機能するレベルまでの負荷をくわえて行きたいと思います。
終わりに
私の健康の旅・ダイエットはまだまだ続きそうです。ですが、1つ良い節目を迎えることができてホッとしています。内心では、2月に太ったことが尾を引いて、色々な意味で恐れがありました。
サプリ、オートミール、食物繊維などで若干支出は増えましたが、そもそも健康のベースが整っていなかったので、仕方ない事だと思っています。
ここから、何とか頑張っていきたいところです。