暗い話になって申し訳ありません。
正月の休み明けに仕事へのモチベーションが下がるというのは、おそらく普通のことでしょう。それでも、ある程度の本気度を持って会社を辞めたいということを強く感じるようになりました。
そして、その一方で辞めたくないという気持ちもあって、それらがグチャグチャしていて自分でも訳の分からないことになっています。
まずは吐き出すことで、その整理だけでもと思い、この記事を書き始めました。
モチベーションが上がらない
やる気が出ないからという理由だけで会社を辞めるというのはなんとも根性の無い若者らしい意見だ、と思われるかもしれません。実際、辞めても何とかなるだろうという甘えから、会社を辞めたがっている側面は否めません。
とはいえ、仕事について考えるだけでプレッシャーやストレスのせいで、寒気を感じて、体がが強張り、吐き気がして、お腹が痛む。仕事をしていくうえで、安心できる局面が一切ない。
その上、何もしていないのにとにかく眠気に襲われる。どれほど寝ても気が休まっていないからなのか、眠気が取れない。これを痛感しました。
正月休みの時、「こんなにすっきり目覚められるのか!」と驚いていたのが、勤務日になった途端、逆に、「こんなに起きられない物なのか」と感じるようになっていました。
思っていた以上に仕事から来るストレスが自分の体を蝕んでいることに気付いたのが、この正月休み明けでした。
少し前に、漫画で鬱治療で薬を貰い、「こんなに楽なのか!」と思ったというのを読んだことがありますが、それと同じことを、思った気がします。
しかも、この仕事から来るストレスの原因はほぼ不明で、特にこれと言った理由もないのに拒否反応が出ている、という感じです。さんざん失敗もしてきたし、上司に文句も言われてきた。努力不足で自分にはできないと思わされることも多々あった。それの積み重ねが、変質して、心の中で、仕事=ストレスという公式を成り立たせてしまっているように感じます。
きちんとやればできる、という経験もなく、ただ、なんとなく流されてここまで来てしまって、自分の力ではどうしようもできないということが続いてしまったせいで、こんなことになってしまったのだろうと思います。
自分の努力が足りなかったのであろうことは重々承知していますし、「自分の努力不足でした」で済ませず、もっと深く考えなければいけないということも分かっています。
ただ、ここまで自分の心の拒否反応が固くなってしまっている以上、何かが劇的に変化しないと、会社に居ても体を壊すだけだと思いました。
将来の展望との兼ね合い
年の終わりと年明けに、私が何をしていたかというと、副業の為のフリーランスを目指しWebデザインを勉強し、ブログをひたすら書き綴っていました。
そして、それはいずれ副業を越えて、自分の主な収入の柱となり、やがては自分のやりたいことを支える重要な因子となるものでした。
ブログもWebデザインの勉強も楽しかったし、それが役立つと信じられることだったので、とにかくやりがいがありました。だからこそ、一日に長い時間をかけて、記事を書いたりも出来ました。(時間効率を考えるともうちょっと頑張っても良かった気はしますが)
そして、本当にやりたいこと、小説サイトノベルについても思考を深めていきました。
そうして頑張っていくうちに、だんだんと思考がそっちに向いてきてしまったんだと思います。会社を頑張る、よりも、独立を頑張る、という方向に思考が向いて行ってしまったんだと思います。
一年の計は元旦にありというように、今年か来年には独立、と思っていたのが、成功者たちの言葉を聞き(悪く言えば唆され)、そっちのほうを頑張るという気持ちが強くなっていってしまったのだと思います。
本当にそれでやっていけるのかという不安はあるのですが、むしろ、今の「精神削って利益出さずに給料だけ受け取る」誰にとっても不幸な給料泥棒状態に比べればまだましかな、と思えるのでしょう。
それでも辞めると言いきれないわけ
これもまた、単純に私が甘いというのもあるでしょう。現状に甘んじている。何かを決断するのが怖い。人間的にはある程度当たり前ではありますが、ここまで追いつめられても、決断できないというのは、ちょっと情けないかも知れません。
理由の一つには後ろめたさがあります。昨年の7月から(上司に言わせれば5月から)、私はこれといった成果を出さずに、会社のすねをかじって生きてきました。
こんな状況でも早速会社からクビを宣告されないだけ、自分の環境はどれほど甘やかされているのかということは理解しています。だからこそ、散々甘えた上に、何もしないで逃げ出すというのは、完全な背信行為であり、もう二度と会社に顔向けできないと感じています。
だからといって、現状の部署や上司との組み合わせで、成果を出せるかと言われれば、おそらく不可能です。それも分かっています。なのに、見苦しくも、せめてなにか一つ小さくてもいいから部署にレガシーを残したいと思ってしまうのです。
未練というのか、立つ鳥跡を濁さずというのか、そこもはっきりはしませんが、そういう感情が残っているのだと思います。
もう一つの理由としては、部署の異動があるかもしれない、ということです。私の部署は、社内でも特殊で、かなり他部署と比べて業務の毛色も異なります。その分、学べることも多く、やりがいはあります。ただ、そのせいで、私自身の知識と能力が追い付かず、完全に置いてけぼりになってしまったのです。
ですが、社内の他の部署へ異動すれば、(どちらかというと)より単純で私の適正とあう仕事もあるかもしれません。(これは上司もそのように言っています)
ただ、こんなことを言っている時点でもう、他人に流される気満々で、自分で環境を改善していこうという気迫はありません。その気迫を持てない時点で、異動先でも情熱を持って仕事に取り組めるかどうかは不明です。というか、おそらく無理でしょう。
入社当初から、国公立院卒の同期に囲まれ、その経歴に圧倒されてしまっていた時点で、もう心が負けていたのかもしれません。
そんな中で、異動をしても、結局、すぐやめてしまうことになるかもしれません。それなら異動する前にさっさと止めてしまう方がいいのかもしれません。
終わりに
辞めたい理由、辞められない理由。どちらについてても非常に甘えがあるし、きちんと理性的に判断できているとはいいがたいと思います。
結局、このあたりのことが堂々巡りしてしまい、いつまでも決められないからこそ、この状況が続いてきてしまったのだと思います。
この記事で、その整理が全て付いたとは思っていません。それでも、少しだけでも、頭の中で情報が整理されればいいと思い、この記事をしたためました。
少しだけ整理はついたと思います。いくつか、より深めて考えるべき項目も見えてきた気がします。
ですが、それは複雑に相互に絡み合っているので、単純には決められないとは思います。
ただ、私自身が何をすべきかというと、辞めるために、少しずつ、準備をしていくことなのだろうと思いました。