今日は心底暑かった。そんな中、出社をしただけでもえらいと勝手に自分で思っています。
ただ、実際には、会社に出ただけで偉いなんていうのは、まるで意味がありません。会社では、稼ぐことが求められていて、暑い中出社したかどうかは、関係ありません。
暑い中出社したことで、お金を稼げるのであれば、良いのですが、私はそんな人間じゃありません。
そんな暑い中、出社して、怒られて、ハッとさせられたことについてお話しします。
努力だけでは評価されない
努力をどんなに積み上げても、成果が出なくては意味がありません。
最終的にその努力が成果に結びつけばいいのですが、途中であきらめてしまうと全部おじゃんです。
例え失敗したとしても、やがてそれが自分の血肉となるとは言います。
しかし、実際はというと失敗の後処理を上手くすることが一度としてもできませんでした。
私は失敗すると、心が痛むあまり目を背けてしまいます。その失敗を反省し、成果を得ようとすることも嫌でした。
その結果、目を背けて、逃げ出していました。それ自体が、一つ、私の抱える問題です。
成果が上手く出せない人間ほど、つい自分の努力のアピールをしてしまいます。
それがますます成果が出せていない感じがして痛々しくも見えます。しかし、自分がやっているときは、意外と気づかないものです。
むしろ、ここは頑張ったんだからしっかり説明しないと分からないだろうと思っているとかえってドツボです。
冷静さを欠いて、自分の世界に没入してしまっています。
自分の伝えたいことを伝えてしまう
相手に分かりやすいように情報を伝えるのは意思疎通の基礎のはずです。
ところが、私は自分の伝えたいことを優先して伝えてしまいがちです。
自分の伝えたい事として優先度が高まるのは自分が力を入れた部分です。
自分が特に力を入れて調べた部分について喋ってしまいたくなるのです。
特に力を入れていなくとも
- 分からないことが多く調べる時間を多く費やした個所
- 資料を作る時、図化するのが難しかったところ
など、時間をかけてしまった部分について熱を入れてしまうのは私の場合、癖です。
その癖では、本来伝えるべき情報や、適切な伝え方をおざなりにして、自己満足の情報伝達を行ってしまいます。
なので、「論点がずれている」ような説明になってしまうのです。
「何かずれてるんだよなぁ」と言われる人は、自分が
誰だって、自分が頑張ったところを認めてもらいたいと思っています。ですが、その承認欲求を
そも、ブログだって同じことです。今は、雑記ブログとしてただ私自身の思考や行動を垂れ流ししています。
しかし、本来であれば
- 他の人の役に立つような題材で
- 他の人が読んで理解できるレベルで説明する
のがブログの記事の正しい在り方です。
私は芸能人でもなんでもないです。普通の人は普通の人の日常なんて興味ないでしょう。
今の私はニーズを分析する時間をかなぐり捨てて、ただ、記事を量産することに徹しています。それは、自分の伝えたいことを優先して伝えてしまう職場での姿と被っているといえるでしょう。
相手のことをよく理解する
さて、今回の問題の解決策を考えてみたのですが、現状、これしか思いつきませんでした。
解決策の中でトップクラスに難しいであろうことは想像に難くありません。
相手の求めるものを理解するには、相手のことを良く知る必要があります。
相手がこの分野についてどの程度の知識や理解を持っているのかによって、説明する分量は変わってきます。
しかし、実際には私は、相手のことを洞察するほど頭の回転が速くありません。相手が言っていることを脳内で処理するので手一杯です。
思考力を鍛えることは、現在の私の必須条件です。
そうでないと、いつまでも話していることを聞くだけの置物になってしまいます。
「考えて話聞いてる?」と言われてしまうのが今の私です。考えていないわけではありません。ですが、考えが、上司の求めるスピードについていけていないのが事実です。
このことは、この先どんな世界に飛び込もうと着いて回ってくるでしょう。相手のいうことをうなずいて聞いているだけでは、最悪カモにされる可能性もあります。
相手の話を聞いていて、相手の気づいていない相手自身の情報を洞察することで、相手が感謝してくれるほどの物が作れるのです。
私に相談してくる人が、常に課題を正確に把握しているわけではありません。ある課題を別の課題と勘違いして、相談しに来るかもしれません。
話を聞いて洞察し、何処に本当の問題があるのかを洞察できなければ、相談者と同じように、課題を解決できないままの人になってしまいます。
この世界で生きるには、そのぐらいの思考スピードが必要とされています。
話を聞いて、話の中で、2,3個、印象に残ったエピソードがあった、ぐらいじゃ何も聞いていないのと同じなのです。
なので、思考力を鍛えるとレーニングがとにかく必要になってくるといえるでしょう。
これについて具体的な方法は、また後程記事にします。
終わりに
今回は少し、ハードルの高いことを書きました。
実際には、ここまでのことを要求されない人も多いはずです。
ですが、現在の私の環境では、それが求められています。しかも、周囲の人は、完璧でなくとも、それをこなしています。
そう言った焦りが、私の中にもキチンと芽生えてくるようになってきました。
そのため、今回の記事では、少し厳しい要求をされていることを書きました。
また、今回の記事から、今までとは少しだけ書き方を変えてみました。
そのことについては、また改めて記事にしたいと思います。
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