と書き出しては見たものの、実際には大嘘です。
世間の多くの方々同様、本日、月曜日は朝から憂鬱でたまりませんでした。
それどころか、憂鬱度で言えば、上位1/3くらいに入るほど会社の仕事が嫌になっています。
すでに、上司に「辞めたい」とは伝えたことがあります。2,3週間前の出来事です。
その時、とあるトラブルの対処を、自分でやりきれず、上司まで巻き込んでしまったら、辞めようと決めていました。で、実際、上司を巻き込んでしまったので、決めた通りに辞めたいと伝えました。
それでも、紆余曲折を経て、とりあえず、今も同じ会社の同じ部署に残留してはおります。
そんな、辞めたい会社に残っている人間の、今の気持ちを率直に整理していきたいと思います。
メンタルを保つので精いっぱい
特に何をしているわけでもないのに、ものすごくつかれる。しかも、それは、肉体的なものではなく、精神的なものです。
ただ、仕事をしようとするだけで(仕事をしているわけでもないのに)疲れてしまいます。
しかも、その最中では、吐き気がしたり、嫌な汗をかいたりしています。
もう、冷静に仕事をするという精神状態ではありません。ただ、恐怖で頭がいっぱいになっていて、感情的にしか動けなくなってしまいます。
色々な手法を学んで、心を落ち着けたり、頭を整理したり、自己肯定感を高めてみようとしたり、手は尽くしています。
にもかかわらず、一向に良くなる気配はありません。ただ「今日は勉強していていいよ」と言われると、安心してのびのびとできます。でも、そうなると、今度は気が緩んで、やっぱり集中力が散漫になってしまいます。
そんな訳で勤務中の私は常時追い詰められているような状態です。なので、退勤すると、思わずホッとしてしまいます。そうなると、体が落ち着いて、ゆったりとできます。しかし、実際に問題は解決していないので、翌朝になると、仕事が嫌で嫌で仕方が無く、体がこわばってしまいます。
この記事を書いているのは仕事明けの、まだ体が半ばこわばっているような状態です。なので、疲れた心をいやしてくれるような穏やかな曲『エアリスのテーマ』(final fantasy7より)を聞いてないとやっていられません。
一方休日はと言うと、ブログを毎日書くことを決意しちゃったり、将来の夢に向けて自己投資を検討してみたりと、アクティブです。
むしろ、それらをすべて諦めて、会社に一生を捧げる覚悟でもすれば、勤務に熱意を持って取り組めるのかもしれません。しかし、それは、おそらく無理でしょう。
そもそも、30代でセミリタイアなんてことを考えていたほどですから。
私の勤め先はいいところ
ただ、私の勤め先はいいところもいっぱいあります。
優しい方が多いです。その上、大企業です。おかげで、「辞めたい」と伝えたことで、前線部隊から除隊してくれました。(と言っても部署は変わらずですが)
今の私にはもったいないほど、上司はいい人です。毎日、上司に怒られているとはいいますが、上司は私のことを大切に思ってくれています。その恩を返せないと思うだけで、本当に申し訳なく感じてしまいます。(その気持ちを原動力にできないのはもっと情けない気持になります)
そして、給料もいいです。決して超高額とは言えません。しかし、その辺の無名大学の学部卒の若造が受け取るには、十分すぎるほどの額が支給されます。
福利厚生だって悪くはないと思いますし、待遇面では恵まれています。正直、今の働きぶりでは、申し訳なく思うほどではあります。
また、海外の仕事もあるので、出張もできます。あまり海外に行った経験のない私には非常にうれしいチャンスです。ですが、1度しか海外出張には行かせてもらえていません。
ただ、これには色々問題があるにはあります。というのも、私自身はさほど英語が得意ではありません。行けるのは発展途上国ばかり。しかも、コロナ禍においては、海外出張は一切なくなってしまいました。
なんでこんなことになっているのか
非常に恵まれた環境でありながら、それを活かしきれていないのは、間違いなく私に原因があります。
まず、やる気の問題でしょう。
- 「なんとなく」で何とかなってしまうことがあった
- 頑張っても上手く行かず、怒られてしまう
- 何に気を付けてやればいいのかが分からない
そんなことの積み重ねが、今の、ダメな自分を形成しているのだと思います。
そうなってくると、「苦手」意識が植え付けられ、どんどんと仕事に対する熱意を失って行ってしまいます。
事実、酷い時には、貰った文書を見ても、情報が頭に入ってこないことすらあります。文章を読んでも、内容が頭を素通りしていく音が聞こえるほどです。(思い込みかも知れませんが、凍り付くような風の音がします)
「甘えている」と言われることがありますが、間違いなく事実でしょう。
給料というのは、とりあえず会社に在籍していると、受け取れてしまいます。頑張っても頑張らなくても受け取れてしまう。
ただ、もし、今の会社が成果主義の賃金体系になったら、やっぱりやめてしまうと思います。
それが、次の理由、業務内容につながってきます。(企業秘密にかかわることは一切しゃべりませんが)
私が大学で勉強してきたことと、今いる部署のやっていることは全く違います。覚えることや、前提条件、思考のロジックなどが、今まで触れてきた何もかもと異なっています。
そうなってくると、膨大な量の勉強に追われることになります。学生時代には教科書がありました。しかし、今私がやっている分野は、発展途上の分野です。教科書と言えるほど、すべてを体系的に整理した文書はありません。一部分がよくまとまった文書は、英語だったりします。そのため、もともと読解力が低くて英語も上手ではないのに、更に読むことに難儀します。
最近は端から諦めて、DeepL翻訳に頼りきりです。
https://www.deepl.com/ja/translator
関西弁だろうが翻訳する現代テクノロジーのたまものです。ただ、それでも、やっぱり読みづらいところはありますし、読解に難儀はします。
そうなってくると、分からないことが積みあがっていってしまい、結局、後で泣きを視る羽目になる。そう言うことが何度も繰り返されています。
そうなってくると、「これやって」と言われただけで、また「できない」ことになってしまうと感じて、手が震えます。完全に仕事に拒否反応が出ています。
これがもっと単調な事務作業であれば話は変わって来たでしょう。「やれと言われたことをただ単調に繰り返す」わけですから。ただ、目の前にあることを淡々とこなせばいいだけの話ですから。
「自分でできる」と確信できる範囲のことであれば、時間内にちゃっちゃと終わらせて、他のやりたいこととメリハリを付けられたのかもしれません。
ですが、当方の部署はそれができない、かなり高度な部署です。ただでさえ知識足らずで、勉強の容量も良くない私には、荷が重かったのかもしれません。
おわりに
ぶっちゃけ、給料泥棒のクズ野郎であり、仕事に拒否反応が出ている以上、すぐにでも辞めるのが会社の為だとは感じています。
ただ、上司は、「諦めずにやって行けば、いつか花開く」と信じてくれています。私は度々「怒っている」なんて書いていますが、それだって、声を荒げず、やんわりと指摘するように努力してくれています。
そんな期待を背負いながらも、まだ、現状を突破できていない私です。
明日こそは、もう少しだけでも、良い自分になりたい。ほんのちょっとだけでも、上司を安心させられる人間になりたい。そう思いながら、きっと、また明日もやらかしてしまうのだろう、と不安を抱いております。
もし、そんな風に、私と同じように仕事ができなくて、苦しんでいる人がいるなら、私はあなたの味方です。
どうか、死なない様に、折れない様に、立ち直れるところで踏みとどまれるように、祈っております。
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