少し遅くなってしまったけども、去年1年の資産増額を振り返る。
去年も同じことを言っていたけれど、正月休みにやろうと思っていて、結局その次の休みに書いている。
2024年の振り返り
相場的な話で言えば、新NISA始まってすぐの年初~春頃にかけては相場がとにかく盛り上がっていたように思う。
2024年から現金の保有割合を低めて投資に回す額を増やす想定をしていた私は、この相場に乗り遅れた感じがしていて、保有していた現金を早々にNISA枠内で株などを購入した。
しかし、夏秋ごろから株価の調子が悪くなり、前半の盛り上がりから一転してかなり落ち着いた相場のように思った。
おかげで、冬に買った頃から見ると、結構株価が下がっていたように思う。
また、個人的なところで見ると、年収・手取りは前年並みだった一方、海外旅行や普段の浪費のおかげで、支出がグッと増えてしまった。
そんな悪い面ばかりピックアップしていたものの、投資信託での米国株式への積み立てと長期保有を前提とした面白そうな株の購入、さらには、米国国債の一部購入などで、総じて利益は上がっているし、含み益を計上した資産増額は前年を超える額となった。
とはいえ、豪快な支出のおかげで、運用による資産増額は相殺されて、結局、最終的な資産の増額は前年よりほんの少しだけ下がることになった。
増額分だけを見ると、そりゃ結構立派な額になっている。自分で言うのもなんだけども。
でも、自分としてはもっと、自分でもびっくりするような額が欲しいのだ。
この辺は難しいところだけど、資産を地道に積み上げていると、それが当たり前のような気分になってしまう。資産運用なんてそもそもリスク前提なので、目減りすることだって覚悟していなければならない。コロナ禍においては、原価割れ状態で悶々としたこともある。この先、暴落があるかもしれない。
そんな状況を乗り越えて、実現した利益は奇跡も同然なのに、前年の実績と比べると、「あんま変わってないなぁ」と思ってしまう。
周りから見れば、すごい額の運用成果でも、地道な積み上げの結果としてのリターンは決して劇的なものではない。
なので、自分がびっくりするような資産運用リターンなんてありえなくて、結局は、前年実績から想像できる範囲か、それを圧倒的に下回る運用結果しかないんだよな、ということを肝に銘じてはおきたいと思う。
2025年の運用方針
ぶっちゃけてしまうと、基本的な目標と方針は去年からそんなに変わらない。つまらないようだけど、長期保有前提の運用方式だと、細かな部分での去年の反省ポイントを修正する以外は、基本、去年のまんまで終わるのだ。
積み立ての重視
去年は投資信託の積立額<個別株の購入という関係になった。
それでも、運用実績(資産増加結果)を見ると、積み立ての方が好成績だ。
もともと、積み立てで余ったお金を趣味の範囲で個別株購入につぎ込む、という方針だった。しかし、配当という目の前に現金を与えられる目先の利益につられて、結局、個別株をたくさん買ってしまったのだ。
今年はまず、積み立ての重視をしたい。といっても、することは単純で、去年以上の額の積み立て設定をするだけだ。もうこれは去年の年末のうちに終わらせてある。
なので、あとは、変な欲をかいて、個別株を購入した挙句、手元の現金が足りないという事態に陥らないということだけ気にしていればいい。
支出<資産運用リターン
これも去年同様だ。資産運用リターンが増えたけど、ついでに支出も増えちゃった去年の反省をして、今年はもう少し慎みを覚えるということ、あとは、もう少し収入を増やす努力をする。
もちろん、収入を増やす努力をする過程でたまったストレスを金で発散していては元も子もない。
しかし、それはそれとして、使った分は稼いでやるという勢いも大事だ。どっちが先に来るかは分からないとしても、常にこのセットで考えて、うまくやれればと思う。
終わりに
ストレートに金額を出すのが嫌なタイプなので、その辺を伏せつつ、お金に係る部分での去年の反省・今年の方針を定めた。
正直、長期保有型運用タイプなので、大方針転換はないし、粛々とやっていくという感じだ。
でも、それが性に合っているところはあって、地道に詰みあがっていく資産を観てはホクホクしているのも事実だ。
今年も運用結果は淡々と受け止め、自身の収入や支出の部分については熱意を以てコントロールしていく、そんな年にしていきたいと思う。
皆さんも良い年を!