ドムストの雑記帳

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早期リタイアことFireについて考えてみる

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私が早期リタイアを目指し始めてから、既に数年が経過しています。

早期リタイアを決意したころは、まだ学生でしたが、社会人になってもその夢を捨てておりません。

 

早期リタイアの為に、投資をしたり、FPを取得したり、ブログをやったりと手を尽くしています。(こうやって書くと自分でも結構頑張っているな、と思います

 

そんな中、世界では、早期リタイアが流行りつつあります。最近ではfireブームなんて言葉も耳に(目に)します。

といっても、最盛期はもう半年前くらいになってしまったような気がします。

 

fireというのはFinancial Independence, Retire Earlyということで、日本語訳すると、「経済的自立、早期退職」という言葉です。

 

fireに解雇という意味があるのを逆手に取った、ブラックユーモアが利いている言い回しがウケたのでしょう。

トランプ大統領がかつて司会をしていた番組の決め台詞は「You're Fire!(お前はクビだ!)」。雇用主が労働者に向かって冷たく言い放つ「宣告」の言葉をこっちから言ってやるというようなニュアンスでしょう

 

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しかし、若い人が減ってると言ってるそばから、若い人が次々と辞めていったらどうなるか。考えれば簡単なことで、より人手不足が加速することになるでしょう。


ましてfire出来るのはある程度の技能職でしょう。技能とはあまり関係ない、時間単価の低い低所得者で、Fireを目指すというのは(悲しいことですが)かなり難しいことでしょう。

もちろん、不可能だとは言いません。倹約と自己投資・金融投資を慎重に行えば、誰だって金持ちになることができます。フェラーリ何台も乗り回すような金持ちでなくとも、月20万円を受け取り続けることぐらいはできます。

 (もちろん、それが何歳で達成するかは本人の努力次第なのですが

 

そのFireが、かくあるべきか、少し考えてみたいと思います。

 

 

 

Fireの人の負うべき社会的責任

 

私は、Fireで早期リタイアした人たちは社会に対して責任を負う必要があると、私は考えています。

 

私は労働する意味は大きく2つあると考えています。

  1. 会社の利益に貢献する
  2. 社会の活動を支える

1つ目の方は簡単です。自分のいる会社に稼がせて、それによってお給料を受け取る。実に単純な話です。

 

2つ目は、会社が社会の運営を支えている一要素であるという考えに基づいています。

 

例えば、小売業。スーパーやコンビニエンスストアがあるおかげで、我々は食料を買うことができます。もし、スーパーやコンビニが一斉に全店閉鎖してしまうとどうなるか。私たちは食べ物を買うことも出来ずに飢え死にしてしまうかも知れません。

 

コロナの緊急事態宣言下においても、小売業や運送業の方々は淡々と仕事をしてくださいました。おかげで、スーパーには食材が普段通り並んでいました。

 

労働には社会を支える重要な意味があることをご理解いただけたと思います。

 

ですが、多くの人々がFireを目指し、不労所得での生活を求め、労働者が居なくなってしまうとどうなるか。スーパーは人手不足で店舗縮小や撤退を余儀なくされ、コンビニも次々と閉店してしまうかもしれません。

 

さらに、そうなってくると、Fire生活の頼みの綱、資産運用の利回りが低下します。人手不足で、需要はあるのに供給できず、利益を上げられなくなり、不景気に突入です。

 

いや、別に世間がどうなろうと知ったこっちゃない、とか、そんな責任負いたくない、という人は多いでしょう。


ですが、早期リタイアする人は資産を運用することも多いでしょう。
資産運用と言っても、その源泉は会社の稼ぎがあってこそです。会社が稼げなければ、配当もなく、株価も上がってきません。


人手不足になってくれば、どんな優れたビジネススキームでも、稼ぎを上げられなくなるでしょう。

もちろん、人手不足なのは待遇が悪いからであり、人手不足でブラック企業が淘汰されるという考え方もあるでしょう。労働に見合う対価を支払えば、人は集まるという考え方です。

 

とはいっても、それにだって限界があります。ただでさえ日本は少子高齢化で人口が減っていくというのに、更にFireで生産に携わる人々が減ってしまっては、日本経済は終わってしまいます。

 

そうならないために、生産性を向上させ、豊かな社会を維持する努力をする必要があります。

 

もし、それに失敗すれば、仕事もなく、社会の経済活動のおこぼれにあずかってきたFireの人々は、あっという間にお金のない人になってしまいます。 

 


業界を育てる投資を

では、豊かな社会を育てるためにはどうすればいいのかと考えると、業界を育てるような投資が必要でしょう。

 

その業界の生産性を上げたり、その業界を存続させるための投資です。

 

お金が欲しい瞬間には成長業界に乗り込んで、高騰した株価で稼ぎたいでしょう。ですが、ある程度、資金に余裕ができたのならば、なくなってもらっては困る業界に投資すべきだと思います。

 

私なんかは物流や農業に興味があります。毎日、荷物を運んでる人を見てると大変そうです。本当ならば、自分が荷物を運ぶ側にまることが一番です。もし、それが嫌ならば、投資を行いましょう。

 

それは、その企業にストレートに投資することもできます。しかし、その業界の生産性を向上させようと努力している企業に投資することで、業界を改善する一助にもできるでしょう。

 

本当にお金持ちなら、ベンチャーキャピタルのように、ドカン!と投資することもできるでしょう。それができないのなら、せめて、最低限の下支えを期待して、株を買いましょう。

 

ベンチャー投資はリスクが高いですが、大きな体力を持つ人ほど、大きなリスクに手を出すべきです。もちろん、仮に失敗しても自分が破滅しない範囲で、ですが。

 

 

教育に資金を流す

更に、大きな目で見て、社会の生産性を向上させるとなれば、教育に資金を回しましょう。


技能系の職業に就くためにはある程度の教育水準が必要です。しかし、貧しい環境ですと、才能があったとしても、それを伸ばせぬままに、技能職への夢を諦めてしまうこともあります。

 

もちろん、本当にすごい人はその逆境の中でも、自分を成長させていきます。逆に言うと、学校の勉強はできなくとも、逆境の中で自分を猛烈に成長される底力を鍛えてあげられるような教育をするのもいいかもしれません。

 

私は学校の勉強はそこそこやってきましたが、会社に入社してからは全く歯が立たず、かなり苦しみました。

そう言った経験を人にさせたくないという意味でも、教育に資金を投じて、適切な教育を受けさせてあげたいと感じています。

 

その投資先は特定の学校でもいいですし、奨学金でもいいですし、塾やその他の教育機関でも構いません。ただ、自分の夢を託して、社会を成長させられると信じられる機関にお金を渡しましょう。

 

勿論、高所得者は、所得税を多く払っており、その義務は果たしていると言えるかもしれません。しかし、それとは別に、自分も多少の利益を得つつ、誰かを育てるという意味で、投資や、あるいは技術継承を行っていくことも称賛されるべき行為かも知れません。

 


fire対策の時代がくる(かもね)


日本経済がfireだけで傾くとは思えません。ですが最悪の場合には人材流出をくい止めるとして、被雇用者を優遇する制度ができるかもしれません。

例えば、勤労者控除と称して、会社などに勤めてる人の税金を優遇するかもしれません。


これらは単純な根拠のない個人の妄想ではありますが、全員が全員やりたいことだけやっていては、社会は維持できません。

会社に勤めてさえいれば、社会貢献しているというわけでもありません。人から金を奪うような企業だってありますから。

 

終わりに

寿命が延びているにもかかわらず、若いうちにさっさと会社勤めから解放されたいという願望が人々の間で流行るというのは面白い物です。人々は、不老を追い求めるのではなく、若いうちにたっぷりやりたいことをやりまくるということを求めてるということでしょうか。

 

私も自分が色々なことをやりたいから、会社による長時間拘束から解放されたいだけです。しかし、会社では自分一人では体験できないようなことを体験させてもらえ、ワクワクもしています。

 

どちらが結果的に良いかはわかりません。ただ、一つ言えるのは、社会が豊かで、多くの人が幸せになっていると、結果的に自分にもそれが報われると思っています。

 

Fireは経済的自立とも言われますが、経済的に自立していても、社会的に一人で何もかもこなせるほど自立しているわけではないでしょう。そこを見誤らず、真摯なFireとして、社会貢献をしていこうというのが、私のFire論です。

 

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