ドムストの雑記帳

全然器用に生きられない私の真面目な事、勉強の事、お楽しみの事を書くために開設したブログです。

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【D_CIDE TRAUMEREI THE ANIMATION 第1話 覚醒】感想

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あらすじ

 

主人公・織田龍平はかつて兄の死を目の当たりにした。その時、兄の傍らには謎の文様のような血だまりができていた。

 

そんな幼いころからかなりの時が経ち、高校生として暮らす龍平はキックボクシングをしながら、可愛い幼馴染や友人に囲まれていた。

 

そんなある日、放課後のキックボクシングの練習の後、夜道を歩いていた龍平は足を何かに噛まれてしまう。猫か何かかと思いつつも、深くは追うことはしない龍平だったが、帰宅し、ベッドに寝転ぶと、不思議な夢を見る。

 

夢の中で風変わりなサイバー空間のような世界で目を開けた龍平は自由に跳び回り普段ではできないようなアクロバティックな動きを楽しむ。そこに、道具と生物が結びついたかのような怪物が出現する。謎の生物の出現に戸惑う龍平だったが、そこに武装した二人の少年・少女が出現する。

二人は連携して攻撃を繰り出し、怪物たちを屠っていく。しかし、撃ち漏らした一体が龍平の方へ突っ込んできてしまう。

その瞬間、龍平は目を覚ます。

 

翌日、龍平は妙に実感のあった不思議な夢について、友人と語らった後、一人渋谷を出歩く。

その時、龍平は謎の雑音に頭を抱えるが、周囲の人々は何も感じていないかのようだった。そこでさらに歩いていくと、ゲートのような光の波紋のようなものが立っていることに気付く。通りがかる人に尋ねても、そもそも見えてすらいない。

 

龍平が困惑していると、そこから怪物と、それに続いて二人の武装した少年・少女が飛び出してくる。飛び出してきた少女がつぶやいた言葉が、夢の中に出てきた少女と同じことをつぶやくと、龍平は何か繋がりがあるのではと勘づく。

 

しかし、龍平は怪物に襲われる。そこを少女によって助けられる。とんでもない身体能力で移動する少女に連れまわされる龍平だったが、特にこれと言った力に目覚めていないと知られると、そのまま放り出されそうになる。

 

怪物の攻撃を間一髪で逃げ切った龍平の姿を見て、少女は龍平が選ばれたものであることを確信する。そして、あえて怪物に追われる龍平を放置する。

怪物に追い掛け回される龍平だったが、逃げている間に、戦う覚悟を決める。そして、自らにも武器があればと思ったその時、巨大なナックルが出現する。これによって戦闘可能になった龍平はひときわ大きな怪物に拳を叩き込み、怪物を倒しきる。

 

怪物を倒すと、渋谷中にあったオレンジ色の光を放つ石のようなものが消え、怪物の記憶も人々から失われた。

しかし、龍平を驚かせたのは、怪物の中に人がいたということだった。怪物を倒したことで、中に居た人物は死んでしまったと淡々と語る少年・少女だったが、龍平は現実を受け入れきれずに、中に居た人物に呼びかけ続けるのだった。

そして、その人物の額に刻まれた文様が、かつて兄の亡骸の傍らにあった血だまりの文様と同じだということに気付くのだった。

 

CGアニメのまだまだ感

本作は3DCGで造られているのですが、まだやっぱり3DCG作品は不自然さがあるような気がしてしまいました。

特に、シャドーボクシングをしているシーンなどは、少し「動きすぎている」感があって、不自然に感じました。

 

3D CGは一度作ってしまえば、色々と自由が効きますし、カメラアングルを変えて躍動感のある画面を作ることもできます。本作は結構戦闘シーンの演出に力が入っているように感じたので、そこは3D CGの良さを活かしているとは思います。

 

ただ、やっぱり、全体で見ると、普通に絵で描いてくれた方がいいなぁ、と言う感じがしてしまいました。

 

この辺りはどうしてなのかは不明なのですが。

 

東亰ザナドゥに似た雰囲気

 

私が一話を視聴して思った感想がこれでした。(『東亰ザナドゥ』自体はあまり知名度が高くなくて申し訳ないのですが

 

『東亰ザナドゥ』はファルコムから発売されたゲームなのです。ストーリーとしては、空間の裂け目から通じる異空間で、怪物を退治し、異空間が原因で発生する様々な異変に対処するというものです。

主人公を含めてストーリーが進むごとに、一人ずつ騒動に巻き込まれては力に目覚めるという展開になっているのですが、本作もその流れなのかなと思いました。

 

OPでは友人たちも力を振るっているようでしたが、今後、徐々に力に目覚めていくという展開になるかと想像されます。

 

また、今期放送の始まった『SCARLET NEXUS』もサイバーパンクで怪物と戦うという作品であり、なんとなくそこにも似たものを感じたのでした。

鍛えてる主人公を目新しく感じる

主人公・龍平はキックボクシングで鍛えています。この手の現代ファンタジーっぽい世界観で、主人公が体を鍛えているのは目新しくさえ感じました。

この手の主人公は、高校生であっても、帰宅部だったり、そもそも日常生活での掘り下げがあまりなかったりするので、こうやって普段から鍛えている主人公には物珍しさを感じました。

 

さらに、陸上をやってるとか、サッカー、バスケをやってくらいならまだ普通でしたが、キックボクシングやっているというのは珍しく感じました。

キックボクシングは完全に知識がなかったので、OPの段階で龍平がグローブ型の武器を着けている時には違和感がありましたが、キックボクシングもグローブを着けるのだということを、練習シーンを見てから知ったのでした。

 

また、龍平のビジュアルも割と私にとっては珍しい印象を与えるものでした。なんとなく、韓国で描かれた漫画ってこういうビジュアルになるよな、と思うような絵だと思いました。

ただ、足が猛烈に長くて、胴と足の比率がとんでもないことになっているようにも感じました。

 

またも舞台は渋谷

 

これは単純に、前クールで見ていた『すばららしきこの世界』の部隊が偶然渋谷だったと言うだけです。

渋谷はゲームやアニメでは人気スポットで、渋谷では結構頻繁に何かが起きている印象があります。と言っても『すばらしきこの世界』以外ですぐに思いつくのが『ナムコクロスカプコン』と言う古いゲームしかないのですが。都心全体が舞台で渋谷も出ているなら『真・女神転生』とか思いつくんですが。

 

終わりに

 

まだ1話なので語れることもやや少なく、雑感っぽく色々なことをダラダラと書き並べてみました。

 

まだ現段階では良くも悪くも凡庸な作品と言った印象ですが、ここからストーリーの魅力がグッとまして引き込んでくれるタイミングがあると嬉しいと思います。