長らく仕事のことで悩んでいましたが、本日、色々あった仕事が全て片付いてすごくすっきりした気持ちになれました。
最近会った仕事といっても、比較的小さな仕事が連続して積もってきて、出来上がった山を少しずつ崩していって、やっと今日そのすべてが崩せたという感じです。
おかげで少し手持ち無沙汰になり、結構晴れ晴れとした気分になれました。
何らかの区切りがつくのは気持ちいい
今まで、なんとなく何かをやり続けて、特に何かが終わった感じもなく、生き続けてきました。
区切りが無いというのは結構辛い物で、終わりのないマラソンをひたすら走らされているような気分になっていました。おかげで、ここ最近はかなり落ち込みがちで、昨日の気分も随分と酷い物でした。
やる気もめっきり失ってしまい、毎日書いているブログの記事も満足に更新させることができませんでした。
正直、昨日までは仕事の面でも気が重かったのが事実です。昨日与えられた雑務の一つが、ちょっと難しく感じていて、出来るかどうか不安だったからです。
ただ、色々調べて、情報を漁っているうちに、何とかできそうだと思い、とりあえずやってみて、何とか形にして終わらせて、先輩に引き渡して完了しました。
そうして気がついたら、「あ、仕事終わってる」と言う感じでした。
終業時間前に手持ちの仕事が終わったので、すぐさま帰宅と言うわけには行きませんでしたが、それでも大分気持ちがすっきりしたのを覚えています。
手持ちの仕事がなくなったので、次の仕事が来るまで、と思って、PC上のファイルの整理や、今まで教えてもらっていたことの整理などを始めたら、これがまた楽しくてたまりませんでした。
今まで見ているだけではまるで頭に入ってこなかった物事が、ゆっくりと落ち着いてメモを取りながら読んでいくことで、面白いほど整理できるようになっていくのです。ここ最近は「情報の整理ができない」「脳から情報が零れ落ちていくかのように記憶力が悪い」などと言った悩みを抱えていましたが、それは私のやり方が悪かったからで、きちんとメモをしながらやっていけば、何の問題もなく物事を理解できるのだと実感できました。
そんな訳で、区切りをつけられ、ホッとした時間を少しだけ過ごさせてもらったのでした。
在宅勤務も悪くはないけど
在宅勤務は往復の時間が要らない上に、時間を自分の自由に使える為、色々な面で大きなメリットがあるとは感じています。
ただ、私としては定期的に出社しないときちんと仕事をマネジメントできないかな、と思いました。
在宅勤務をしているとどうしてもボーっとしてしまう時間も多く、無駄に時間を使ってしまうことも多いです。むしろ、誘惑に負けて多少なりともサボってしまうのも事実です。
今日完遂させられた「ちょっと難しい仕事」を今日完遂できたのも、今日ものすごく苦しい思いをしながら出社して、眠気に耐えながら会社のデスクで頑張ったからできたことです。
在宅勤務ならばギリギリまで眠れるものを、何が楽しくて出勤しているんだと思いましたし、正直、朝の段階では出勤をドタキャンして在宅勤務しようかとも思いました。
それを何とか乗り切って、思いPCを担ぎながら出社しただけの価値はあったと思います。出社したからこそ、今日、すべての仕事を終わらせて一仕事終わらせることができたのですから。
在宅勤務だと煮詰まった時、自分でアイディアを見つけ出すのにはちょうどいいのですが、逆に、色々調べてやろうという気は起きづらいです。
どっちがいいかと言うと、それは自分がなすべき仕事によって変わってくる物だと思います。クリエイティブな仕事なら自分の中でアイディアを煮込む時間も必要でしょうし、単純な雑務ならチャッチャと調べて次に行くのが正解です。
だからこそ、在宅の時には在宅の良さを活かせる仕事をすること、定期的に出社はして自分に喝を入れるようにすること、などは意識しようと思いました。
ただ、それでもやっぱり毎日出勤するあの生活には戻れないとは思います。毎日早朝に起きて、部署の誰よりも早く勤務開始していたあの頃の自分は結構偉かったんだな、とつくづく感じました。
負の連鎖を断ち切るためには仕事からと思っていた
内心、ここ最近、自分が只中に居た負のスパイラルを何とかする為には、会社の仕事を軌道に乗せることが一番かなとは感じていました。
と言うのも、自分が負のスパイラルに陥っていたのは、自分が抱いている長期的な目標の実現が難しくなってきているんじゃないかと感じるようになっていたからです。
小説家になったり、多額の資産を保有したりと言う目標は一朝一夕の努力で何とかなるものではありません。
会社の仕事だって決して簡単な物ばかりではありませんから、将来のことを考えると不安もありました。ただ、「今は目の前のタスクに集中していこう」とは思っていました。思ってはいましたが、それを実践できずに、つい将来の不安や悩みが自分の集中を邪魔していました。
ただ、今日は出社して眠気と戦いながら仕事をしていると、眠気のおかげか、余計なことを考えている脳の余裕がなくなったのか、比較的、悩みから解き放たれていました。そう考えると常時多少寝不足な方がいいのかもしれません。(極論ですが)
それで、結局、いつの間にか目の前のタスクに集中していて、気がついたら仕事を終わらせることができた。自分にとってはこれほど嬉しい事はありませんでした。
意識していたわけではありませんが「目の前のタスクに集中する」と言うことができたと同時に「今まで自分は仕事ができないと思っていたが、きちんと仕事を終わらせることができた」という成功体験まで手に居ることができたからです。
そもそも、会社の仕事が負のスパイラルから脱出するのに一番適していると思っていたのは、会社が良い環境を提供してくれていたからです。
私の会社はなんやかんやで優しい人が多い会社で、色々なことを尋ねても嫌な顔をせず、対応してくれる人が多いです。とりわけ、私の今いる部署はそう言った人が多い部署です。
そう言った恵まれた環境の中で、自分一人では負のスパイラルを抜けられなくとも、周囲のサポートがあれば、ちょっとずつでも自分を良い方向に変えられるのではないかと思っていたからです。
むしろ、周りの人の親切心に甘えられず、自分一人でうじうじと悩んでいつまでも仕事ができないままでいることに申し訳なさすら感じているほどでした。
そう言った状況だったので、ある意味、こういった「自分って仕事できないわけじゃないんだな」という思いに至るのは時間の問題だったのかもしれません。
勿論、私はこれで何もかもを完ぺきにこなせるようになったわけではありません。会社の仕事でもまだまだ一人じゃ出来ない事はたくさんあります。ただ、それでも、昨日までとは比べ物にならないほど明るい気持ちで仕事に取り組むことができるような気がしています。
おかげで、今までさんざん悩んでいた「本を読む気力が起きない」「小説を書く気力が起きない」と言った問題が全て簡単に吹き飛んでしまいました。
さらに、普段何気なく見ていた動画や漫画もより一層面白く感じられるようになり、世界が少しずつ輝きを増していっているように感じています。
流石にここまでくると、今までとの温度差で、自分でも厳格でも見ているんじゃないかと思います。ただ、こういう前向きな幻覚ならいくらでも見ていてもいいんじゃないかと思います。
終わりに
仕事に一区切りがついて、ああスッキリ、と言う話でした。長らく仕事に区切りをつけられないまま、悶々として、成果を出せないまま、おそらく1年以上の時間を過ごしてきたと思います。
そんな絶望の時間の中でもブログを描いたり、小説を書いたり、絵を描いたりしてきた自分は結構頑張ったんじゃないかと思います。
この明るい幻覚を可能な限り引き延ばすためにも、自分から積極的に行動して、この明るい幻覚を自らつかみ取っていこうと思います。
会社勤めをしていて良かったと思えた一日でした。